茶色い羽アリの恐ろしさ

6月頃になると羽の付いた茶色の虫を夕方から夜にかけて見かけることがあります。羽のついていない茶色の虫が夕方から夜にかけて部屋のなかを2匹つながって歩いている様子を見ることもあります。時期になるとよく見かけるこの虫は何という虫なのでしょうか?

実はこれシロアリのハネアリなんです。正確にはイエシロアリというシロアリの羽アリで、シロアリの中でも一番激烈な建物被害を及ぼす、最強のシロアリと言われているシロアリの羽アリなのです。特徴は、色が茶色で体調は7~8ミリ位、羽の長さは13~14ミリ位の大きさです。

上と下の写真は例年より早い5月24日に出たイエシロアリのハネアリの写真ですが、通常は6月に見かけることが多いハネアリです。イエシロアリは日本では千葉県より以西で生息しているシロアリです。茶色の虫の正体はイエシロアリのハネアリだったのです。

羽アリの羽だけを見かける時は切離線という部分から羽がポロッと取れて落ちている羽だけを見かける時です。下記の写真ではボールペンとの比較で大体の大きさが良く分かると思います。

※茶色のハネアリのことはこちらでも書いています。

何と!鉄筋のマンションにも被害を及ぼす種類のシロアリなのです

見た目だけではわからない鉄筋マンションの配電盤の中に出来たシロアリの巣

上の写真は鉄筋のマンションの管理室にある配電盤です。この配電盤は建物内の電気ブレーカー等が中についている何処にでもある、見た目は何ともない配電盤の様子ですがこの中にイエシロアリの巣が出来ています。中の様子は文中でご説明しますがシロアリの巣が漏電の原因になることもあります。

停電になる原因になってしまうことがあるので、こういう場所にシロアリの巣が出来ると大変なのです。もっと問題なのは、この配電盤は100世帯位の入居がある大きなマンションの中の配電盤の一つだということです。

イエシロアリは新しい畳やタンスにも被害が

下の動画でもわかるようにシロアリは木材だけでなく新しい畳にも被害を及ぼします。

そんなに怖いイエシロアリの羽アリが何故わが家に出るの?

部屋に隙間(すきま)は無いはずなのに、目の前の茶色のハネアリは何処からきた?

数が増えたイエシロアリの巣が近くにあって、そこから新しい巣を作るために5~7パーセント位の数で飛び出した羽アリ達が明るい所へ向かって飛び立っていった先がたまたま家の中だったということです。

畳と畳のわずかなすき間も通過したり部屋の中のほんのわずかなすき間から入ってきます。イエシロアリの羽アリは1週間位の間、毎晩見ることがありますが段々と見なくなります。イエシロアリの巣から群飛が終わると出なくなります。

2匹つながって歩いているのを見かけたのは雄雌のカップルで卵を産み付ける場所を探しているのです。前がメスで後ろからトコトコとついていってるが雄です。

でも安心してください、畳の上やフローリング、壁などを2匹で歩いている所を見かけてもその場所で卵を産み付けてシロアリが棲みつくことはできません。これは5月初めに出るヤマトシロアリのハネアリも同じです。

必ず湿気のある場所や腐った木材のなかしか始まりは卵を産み付けることはできません。一旦、イエシロアリが棲みついたら、床下がコンクリートであろうと数年しか経過していない新しい家であろうと容赦ない位に被害は進んでしまう程ですが、卵を産み付ける場所としては土の中や湿気のある場所と限られています。

本当に自分の家から出たのかを知るチェックポイント

何故イエシロアリの羽アリが部屋の中にいるかと言うと、近くのどこかにイエシロアリの巣があります。もしかしたらハネアリを見たその家にイエシロアリの巣があるかもわかりません。

ただ、その家にイエシロアリの巣が出来ている場合に出るハネアリの数は尋常ではない位の数のハネアリです。数にして何百、何千という数のハネアリです。家の中から出たのか他所から飛んできただけなのかはハネアリの数も自分の家からのシロアリか、飛んできただけなのかのチェックポイントです。

福岡市・北九州市・飯塚市・鳥栖市・行橋市・下関市・宇部市と、その周辺地域は茶色いハネアリ駆除の相談を無料にて受付けています

上記の地域がお伺いして対応させていただけるエリアでもありますが、現在この地域での初回の調査見積もその後のシロアリ駆除、施工後の定期点検も出張料金はゼロで対応できる地域です。始めは範囲がもっと狭かったのですが、取引の工務店様やホームセンター様を行かせていただきながらこの範囲となりました。

この地域では、電話やメールでご相談をいただいたあとに、イエシロアリ駆除の為のベイト工法でシロアリ駆除をご契約いただいた場合は、その後の経過管理も追加費用なしでさせていただいています。

茶色い羽アリの元は完全に駆除できるの?

発生元がわかってさえいればどんなケースでもイエシロアリ駆除は弊社は可能です。ただし、発生元が他所からの場合で近所のどこから飛んできているのかわからないという場合は駆除のしようがありませんのでできません。

イエシロアリ駆除に適したベイト工法

ベイト工法とは、2ヶ月程度の時間をかけて、シロアリに独餌を食べさせ続けて、期間の途中に独餌をちゃんと食べているかどうかの経過を観察しながら、毒餌を追加したりシロアリの喫食状況を見ながら設置の場所を変えたりしてイエシロアリの巣を根絶する駆除方法です。

ベイト工法を成功させるポイントは

弊社は現在、上記の地域の中でイエシロアリ駆除の為の経過観察を数件様行わせていただいておりますが、ベイト工法を成功させるには最初の被害調査が大切です。一日も早い完全駆除の為に何処にベイト剤をどれだけの量で設置するのかやその後のベイト剤を投与する分量も大切な早期のイエシロアリ駆除の決め手となります。

ベイト工法の期間中での大切なことは

ベイト工法でのシロアリ駆除中はお客様にベイト剤に触らないで下さいとお願いしてます。間違ってその場所に、シロアリがたくさんいるからと殺虫剤をかけると、イエシロアリ達に危険な場所と思われてしまいます。蟻道閉鎖といってシロアリが奥へ引っ込んでいなくなってしまいベイト工法での駆除がうまくいかなくなります。

今日は北九州市小倉北区のマンション様でのベイト工法経過観察日でした

先ほどの配電盤の中がこのようになっています。配電盤にイエシロアリの巣が出来ているので、1日も早く駆除が完了しないと漏電事故になっては大変です。管理会社様より「即効性の薬剤で一時的にパッと終わらせたら」というご意見もありましたが、「巣を根絶しないことにはまた再発生します」というアドバイスを弊社からさせていただきました。

電線の場所にシロアリが巣を作っているのを見ると、一日も早くパッと終わらせないと。という気持ちはよくわかります。

配電盤を拡大します。

電線のすぐ横をシロアリが巣を作っているという、危険な現場ですのでシロアリ駆除業者の私どもとしても心配は一日も早く何事もないうちに早く終えたいのが本音のところです。

設置場所が多ければいいという訳でもないですが、シロアリにとってベイト剤の喫食状況は早く巣ごと根絶するための目安でもあります。ただ、順調にいっても2か月から3ヶ月の時間は必要となります。

他の場所にもあちらこちらにベイト剤を仕掛けて一日も早く終わらせたいのですが、こちらのマンション様ではイエシロアリが他に出ている所が現在のところ見つかっていません。そうなるとこの場所から完全駆除を行うことが今の駆除方法なのです。

すぐそばに建物の外周にベイトステーションという土壌用のベイト剤埋設の方法もあるのですが他の障害があってこの、直接設置のシロアリ駆除方法です。

ハネアリが出ている出元へ殺虫剤をかけてはいけません

専門のシロアリ駆除業者に依頼しても駆除出来なくなることがある

ハネアリが出た出元でイエシロアリの生息を見つけたら殺虫剤で、これでもかと殺虫剤をスプレーして一時的に駆除をされる方が多いのですが、それをやったあとに「やっぱり駆除出来なかったからシロアリ駆除業者に依頼しよう」と思ったときに出来なくなる場合があります。

あとからシロアリ駆除業者の我々が根本的に駆除する時に駆除の方法やベイト剤の設置場所が限られてしまったり、イエシロアリ駆除のベイト剤(独餌)を設置する為の旺盛なコロニー(営巣)場所が見えなくなってしまいます。

見えない木材の奥やや壁の中に引っ込んでしまってベイト剤を設置する場所が無くなってしまって駆除が出来なくなることもあります。

イエシロアリを駆除する場合はシロアリが、見える場所にたくさん生息している方が駆除完了までは早いのです。逆に言えば表に出ているシロアリの数が少ないと完全駆除が出来なくなることもあります。その場合はそのシーズンを待って来年にシロアリ駆除が持ち越しということもあり得るのです。

空中で飛んでいるハネアリに殺虫剤はOK

飛んでいる茶色のハネアリに殺虫剤やスプレーをかけて数を減らそうとするのは大丈夫です。数が多いと気持ち悪いですから一刻も早く気持ち悪いハネアリをどうにかしたいということで殺虫剤は使用しても問題ありません。

床を歩いている茶色の虫に殺虫剤は注意が必要

床にも羽アリの茶色の虫が歩いているのを見ると殺虫剤をスプレーしたくなります。この場合は、スプレーしたあとが滑りやすくなってしまいますので十分に注意をして下さい。

まとめ

このように茶色いハネアリのイエシロアリは鉄筋の建物に巣を作って被害を及ぼすことがあったり、新しい畳やタンスも被害の対象となるシロアリの中でも一番の被害を及ぼす種類のシロアリです。茶色のハネアリはそのイエシロアリのハネアリで新しい巣を作るために飛んでいったものが我が家で見るハネアリとなります。

一般家庭の場合には特に被害が出る前に可能であれば予防の消毒をシロアリ駆除業者にやってもらうことをお勧め致します。

万が一大量の羽アリが我が家から出た場合は早急に専門業者のアドバイスを受けて下さい。その場合は信頼のできるシロアリ駆除業者を選んでください。数社の相見積もりも大切なことだと思います。

最後に※「失敗しない為のシロアリ駆除業者の選び方」のリンクを貼っておきます。参考にして下さい。

弊社にお問い合わせももちろん歓迎でお受けしています。ご相談は下記の携帯からもかけられる通話無料のフリーダイヤルよお電話ください。

6月~7月15日迄は時間を延長して22時まで羽アリの電話相談を受け付けています。