今日は山口県下関市のお客様宅で白蟻の調査見積をさせて頂きました。お客様は「未だ白蟻はたぶんいないと思うけど、白蟻がつく前に予防消毒をしたいので詳しい見積金額を出して下さい」というご要望でした。
山口県下関市と福岡県北九州市門司区は隣同士で、関門トンネルの下には歩いて渡れる全長780mの海底トンネルもあるくらいです。
関門海峡を繋ぐ、全長780メートルの歩行者用海底トンネル。
海底に伸びるトンネルは上下に区切られ、上は車道、下は徒歩で通行できるようになっています。
人道入口にはエレベーターが設けられ、門司区側は地下約60メートル、下関市側は地下約55メートルまで降りてから通行。トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境として有名です。
人道トンネルの両側エレベーターホールに設置している記念スタンプを両方押して、観光案内所等で提示しアンケートに答えると「関門TOPPA!記念証」がもらえます。
目次
株式会社あい営繕下関店について

この記事を書きました、シロアリ駆除業者の株式会社あい営繕代表の岩永と申します。弊社は2023年3月現在下関店でも営業行っています。下関市や山陽小野田市、宇部市、美祢市、長門市のシロアリ駆除はお任せください。
株式会社あい営繕下関店
〒752-0973
山口県下関市長府中之町2-8
電話0120-640-551
下関市でシロアリ被害を見つける時の注意点
カンモンシロアリの疑いを持ってシロアリ被害調査
下関市でシロアリ被害を見つけるときは、カンモンシロアリの疑いを持って、シロアリ被害を探さなくてはいけません。
通常のヤマトシロアリから分かれたシロアリがカンモンシロアリです。床下被害しかないヤマトシロアリに対して、カンモンシロアリは柱を伝って屋根裏迄及ぶこともあります。
そういうことから、床下でシロアリ被害を見つけたら、部屋の中の柱も確認する必要もあります。
一度シロアリ駆除をしても5年過ぎると安心は禁物
早速床下調査です。これまで床下はシロアリの予防消毒や、床下の湿気対策で床下調湿剤を敷設して他業者さんから施工を数回されたことがあるとのことでした。
下関市はカンモンシロアリもそうですが、日本で一番数の多いヤマトシロアリと、被害の激烈なイエシロアリの生息している地域でもあります。
ヤマトシロアリは床下の被害がおもな食害対象場所ですが、数としては日本で一番多く生息しているシロアリの種類です。
そして屋根裏まで被害の及ぶイエシロアリの生息している地域でもあります。イエシロアリはシロアリの中でも被害速度の一番早いシロアリの種類です。
いずれにしてもカンモンシロアリ・ヤマトシロアリ・イエシロアリが生息している下関市ではシロアリ調査は慎重に、シロアリやシロアリ被害を見つける必要があります。
こちら様は、5年以上前にシロアリ駆除をしているとの事でしたので、薬剤の効果は切れていてシロアリの侵入は防げていない時期でした。
シロアリ駆除を過去に一度しているからと、再発生はないものと決めつけてしまうシロアリ業者の人もいますが、弊社では何度もシロアリの再発生を見つけたことがありますので気を付けて調べます。
本日下関市にてシロアリ駆除に効果なしの新事実を発見!
シロアリ駆除と言われて料金を支払ったことを後悔
でも、床下を這いながらシロアリやシロアリ被害を探しますがなかなか見つかりませんでした。「たぶん白蟻はおらんやろね~。。。」と思いながら床下調査をしていたら、何とビックリなことがおきていました。
床下に乾燥剤をまく前のシロアリの蟻道ではなくて、乾燥剤をまいたあとに入ったシロアリにより作られたシロアリの蟻道です。過去の床下に撒いている乾燥剤の上に白蟻が蟻土、及び蟻道を作っているではありませんか!?これです!!!
シロアリ駆除にはならなかった床下乾燥剤
床下に撒いている乾燥剤はシロアリを防ぐ効果がないということです。
シロアリが侵入した時期と原因がわかる場合
床下乾燥剤を撒いたあとに侵入したシロアリ
肝心のしろありは?あれ!?・・以前の被害??最近のしろあり被害??どうなんやろか?過去のシロアリ蟻道と思いました。でも、以前の蟻道にしては蟻道が湿っぽいです。
シロアリが蟻道を作る材料でこれは初めて!
早速ノック!「コンコン!コンコン!入ってますか?」 写真の真ん中よりちょっとだけ左に白ありがいます。探せますか?
入ってまーす!でした! あるんです。こんなことが。
床下の他の場所でもシロアリは見つかるのか?
このあと詳しく見ていくと基礎コンクリの上に載っていて家を支える、土台という木材の部分がシロアリの食害を受けて柱の根元も被害が出ている個所がありました。
お客様は床下をのぞき込み「えっ?白ありが我が家にいるんですか?」「あれ?こんなところもやられとる・・・」「え~っ、うそやろ!?」とがっかりの様子でした。
「でも、見つけてくれてありがとうね~」と、シロアリを見つけたことに感謝もして下さいました。
シロアリ駆除のプロが発見した新事実
我ながら白ありを見つけたことに自画自賛でした。点検に入って、「あれ?床下の調湿剤があるということは他所の業者でシロアリ点検はしておられるね。。。」と思って、「たぶん白ありはおらんやろう。。」と、うっかり決めつけでシロアリを探すシロアリ調査をことも考えられます。
床下を這っての白あり調査は決して楽な仕事ではありませんので、一歩二歩とほふく前進を進めていくうちにシロアリがいないと、もう少し先も多分しろありはついてないやろ???と思ってしまうこともあります。
でもその先のシロアリ状況を、しっかりと見るか見ないかで調査結果が大きく分かれることもあります。大変ではありますが重要です。
先入観を持たずに丁寧なしろありの調査見積もりが必要だということを改めて思い出させて頂いた現場でした。
シロアリが侵入した原因
床下の湿気対策をしたことで、シロアリの侵入もないと聞かされていたと語っておられたお客様でした。
湿気に対しては対策になるはずの、床下乾燥剤ですが、シロアリ駆除やシロアリの予防にはならなかったという新事実です。
でも、シロアリの種類がヤマトシロアリですので、湿気が原因というのは間違いはありません。
湿気対策=シロアリ対策ではないということを知っておいてください。
下関市シロアリ駆除の見積もり金額(料金)の事例
費用の面がお客様としては一番気になるところです。
見積金額は、ヤマトシロアリの駆除施工で
坪/5,000円×25坪=125,000円+消費税となりました。
ご検討のうえ、ご自宅のシロアリ調査見積のご依頼がありましたらお気軽にご連絡ください。
(後日ご注文のお電話を頂き施工させて頂きました。
※イエシロアリの場合は別途見積です。
駆除方法が、ベイト工法になりますのでこの限りではございません。ベイト工法による駆除、及び駆除後の予防が必要な見積となります。