天井裏から物音や鳴き声が聞こえたら、それは害獣がいるサイン。
サインがあったらどのような動物がいるのか特定し、1日でも早く対処する必要があります。
害獣は、物音や鳴き声など何かしらの方法で存在していることを教えてくれているんです。
そこで害獣駆除歴20年以上の株式会社あい営繕がどのようにして見極めるのか、どのように対処するのかをご紹介していきます。
目次
イタチが教えてくれるサイン
イタチが天井裏を走り回る音
昼夜問わず天井裏を「カタカタ」、「ガタガタ」と音をさせながら走り回ります。
ただ、害獣はみんな物音を立てて走り回りますのでこの段階ではイタチと断定するのは難しいです。
他のサインとあわせて判断しましょう。
イタチの鳴き声はこれ!!
正常のときは「キーキー」や「クククク」といった甲高い声で、春になると繁殖時期で赤ちゃんは小さい声で「キーキー」と鳴きます。
天井裏から強烈な悪臭がする
イタチは、「溜め糞」といって糞尿を同じ場所にする習性です。
一度糞尿をするとその場所がトイレになってしまい、同じ場所に糞尿ある場合はイタチやハクビシンなどイタチ科の動物がいる可能性が高いです。
イタチは警戒心が非常に強いため捕獲・駆除することが難しい動物です。
捕獲・駆除の前に追い出しをしてみることをオススメします。
イタチを自力で追い出すためには?
イタチは光が大嫌い。
イタチはキラキラする強い光や反射する光が大嫌いです。
突然光が現れると、「ここは危険な場所」と自分の身に危険を感じ逃げ出そうとします。
CD・DVDのような反射するもの、LED電球など強い光のものを家の周りや敷地内に置いておくと効果が期待できます。
弊社は、青い光を点滅させる「デビルズフラッシュ」という装置でイタチの追い出しをしております。
イタチを追い出すには、このデビルズフラッシュが一番効果的なんです。
イタチは嗅覚が発達している。
嗅覚がとても発達しています。
イタチ自身、臭い(ニオイ)が強い動物ですが、逆にものすごく敏感です。
お酢や漂白剤、バルサンなど臭い(ニオイ)が強烈なものをしかけると、追い出せることがあります。
イタチを追い出した後、侵入口を塞ぎます。
せっかく追い出せても侵入口が開いたままだと、再度そこから侵入してきます。
パンチングメタルという穴の空いた金属板のような頑丈なもので侵入口はしっかりと塞いでください。
パンチングメタルはインターネットなどで値段も割とお安く一般の方でも手に入りやすくなっています。追い出す方法はさまざまありますが、イタチは見た目とは違って危険な動物です。
イタチってどんな生物なのか
非常に凶暴で肉食性
ペットとして飼われているフェレットなどに見た目が似ているので可愛らしく、穏やかな性格に見られがちです。
しかし見た目とは違い、実はとても凶暴で鋭い歯と爪を持っていてペットを襲うことがあります。
動くもの全て(自分より大きいもの)もお構いなく攻撃しますので大変危険な動物。
夜行性なので主に行動するのは夜ですが、空腹時には獲物を求め昼間に活動するケースも報告されています。
害虫や菌をたくさん持っている
イタチのフンにはたくさんの病原菌や寄生虫がついており、雑菌・ウイルスをたくさん持っています。
イタチに噛まれると、「鼠咬症(そこうしょう)」という病気になってしまう可能性があります。
感染症やアレルギーなど健康被害を起こしかねないので、近づいたり直接触れたりしないようにしてください。
勝手に捕獲してはいけない
イタチを捕獲するには、狩猟免許が必要で「鳥獣保護法」に従って捕獲しないといけません。
メス♀:鳥獣保護法により、捕獲・駆除が禁止されている。 オス♂:駆除・捕獲するには、自治体へ申請し許可が必要。 |
上記のように、オスとメスで鳥獣保護法の内容が違います。
時には、法律違反で1年以下の懲役または100万円以下の罰金に罰せられる場合もあります。
このように色々な危険がありますので、自力で捕獲せずプロの駆除会社・専門業者にお任せするのが一番です。
追い出しせず、業者にも頼まずイタチを放置してしまうと、被害を受ける可能性があります。
イタチによる被害
凶暴で襲うことで人的被害を与える
見た目とは違い、実はとても凶暴で鋭い歯と爪を持っています。
ペットを襲ったり、噛みついたりと攻撃しますので大変危険な動物です。
少し前にも説明しましたが、イタチに噛まれると「鼠咬症(そこうしょう)」という病気と感染症やアレルギーなどを発症する恐れがあります。
大量の糞尿による建物被害
糞には寄生虫や病原菌がいっぱいいて、なおかつ身体についていたダニも繁殖します。
イタチが糞尿することによって家の柱・建材・断熱材などが傷つけられ、天井の床が腐って下の部屋に抜け落ちることもあります。
ひどくなれば床が腐ったりして、資産価値が下がってしまいます。
健康面に影響を与える
イタチの身体には、ダニやノミなどの害虫がついています。
その害虫から、感染症・アレルギー・病気・食中毒など健康被害の原因になる恐れがあります。
睡眠に支障をきたす程の騒音
イタチが走り回る音は、かなりの音量です。
走り回る音がうるさく、睡眠に支障をきたすこともあります。
イタチは冬眠せず1年中活動し、少しの隙間から侵入してきます。
「イタチの侵入口といっても、どこにもそんな穴はないけど・・・?」
イタチの体重はオスが300g~600g、メスが120g~180gです。
小柄な体格なので、3cm程(指2本分、500円玉より少し大きめ)の隙間があれば簡単に抜けることができます。
隙間から侵入後、私たちの目の届かないところの天井裏・屋根裏・床下などで断熱材をちぎって巣を作ったり、糞尿したり、赤ちゃんを産んだりと生活をスタートさせるのです。
まとめ
天井裏で物音がしたらそれはイタチかもしれません。
イタチは凶暴で肉食性でペットを襲ったり、自分より大きいものも襲う動物なので私たち人間にも襲う可能性は十分あります。
イタチに噛まれると健康面に、またイタチが住み着いてしまうと建物に被害出てしまいますので早めの対策が必要です。
ただし自力で駆除・捕獲するのは大変危険ですのでプロの専門業者にお任せください。
弊社は、電話・メール・LINEでいつでもお問い合わせを承っております。
「天井から物音がする」「とんでもない悪臭がする」などお困りごとがございましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。
