イタチの侵入口の探し方をお教えします(イタチ駆除の解説付)
天井裏に何かいる?夜中に天井裏を走り回る音が気になって眠れない。いつのまにか天井の板にシミができてしまった。押入れから屋根裏を覗いてみたら強い獣臭がする。屋根裏に上がってみたら断熱材がボロボロになってしまって役にたたなくなっている。相手が見えないだけによけいに不気味に思えてしまうその正体は・・・。ネズミ?イタチアライグマ?ハクビシン?その侵入者の正体は福岡県や山口県では8割がイタチです。
目次
イタチの侵入口はこんな所
福岡県福津市でイタチの侵入口を塞ぐ作業をさせて頂きました。こちらのお宅も「天井で物音がして気持ち悪いから見て下さい」というご相談を弊社に頂いてお伺いさせて頂きました。こちらの福津市のお客様以外でもイタチの侵入のご相談を数多く頂きますが、イタチが家に入って来るときに多いのが軒先に近い樹木、続いて雨樋等から来ます。その他床下からも多いです。
入口にはイタチサインが
入口と見られるその周辺をよーく見るとラットサインならぬイタチサインがあります。これです。 足跡です。こうし
た足跡をたどると何処から家に入ってきているのかのヒントになります。
それから、瓦の上を渡り歩いて家の中へ。足跡と汚れた体毛で瓦が汚れているのがわかると思います。 こういう場所からたやすく侵入してくるのがイタチなんです。よくまぁ、こんな所から家の中に入れるとイタチは見つけたものです。
それではこの場所をズームアップしてみます。わかり易くズームアップします。。
ズバリこちらが侵入口です。イタチはお風呂に入らないので体(毛)が汚れているんですね。そうした汚れの箇所やひっかき傷を探していくことで侵入口を見つけていくことができます。
イタチの生態を詳しく説明すると
イタチの主な被害
そもそもイタチは数十か所もあるテリトリーを転々として外で食べ物を捕獲しています。気温が下がり始める11月頃には餌となるネズミやコウモリを探して天井裏に入ってきます。天井裏は外敵からも身を守れる安全なのです。その後断熱材などを使って巣を作り始めます。
①イタチは天井裏をゴトゴトと走り回るので物音がする。
②イタチは自分たちの縄張りを持つ意識が強いので同じ場所でフンや尿をします。この為に糞や尿などのによる悪臭・シミ等。気温が上がってくる梅雨時期などは強烈な臭いを放ちます。
③外で捕獲した小動物を安全に食べるために屋内の天井裏などに持ち込んできます。このために食べ散らかしたそれに他の害虫を寄せる原因になります。
④巣を作るために断熱材を好むので破り散らかす。
⑤家畜やペットを食害する。
⑥生ごみを漁ったあと散らかす。
⑦イタチの体にダニやノミが付着しています。このために家屋内にダニやノミを付けて侵入してきて、人への被害となることがあります。
イタチの食べ物
食べ物は主に動物食で、ネズミ・鳥・カエル・魚・カニ・ザリガニ・昆虫・ミミズだが、植物質の木の実等も食べる。自分より大きいニワトリやウサギ等は単独で捕食することができる。逆にイタチを捕食する天敵はワシ・タカ・フクロウ等の猛禽類とキツネである。
イタチの生態
西日本のイタチで多いのは二ホンイタチとチョウセンイタチで、建物に侵入してくるのは主にチョウセンイタチと言われています。大きさはチョウセンイタチのオスで30センチ前後、メスが20センチ前後とオスとメスとでは体が大きく違うのが特徴です。体重はオスが300g~600g メスが120g~180g。オスはメスの約2倍の大きさです。
繁殖期は3月~5月頃で、交尾後1ヶ月位の妊娠期間後に出産。2~4匹を出産。多い時は10匹になることもあると言われています。3ヶ月位で成獣となりその子供達はまた、独立して生活をします。冬眠はせずに一年中活動する。活動時間は夜だけに限らず昼間も活動することがある。
数年後に別の現場で、親イタチが赤ちゃんを移動させる貴重な場面に遭遇しましたのでその時の様子をアップしておきます。
勝手にイタチは処分できないのです
イタチは増えすぎたネズミを駆除するのに人為的に持ち込まれました。イタチに関する被害は後を絶ちませんが、イタチは鳥獣保護法で捕獲が禁止されている対象です。安易にいつでも、どこでも、誰でも、捕獲が出来るというものではありません。しかし、ある一定の期間だけオスは捕獲しても良いとされています。また、申請書を提出して許可を受ければ時期に係わらず捕獲は可能です。詳しくは福岡県在住の方であれば福岡県のホームページか各自治体に電話でお問い合わせください。
イタチの侵入口封鎖作業はこんな具合に
本日の仕事の話に戻ります。こうしたイタチの侵入口となるすき間の箇所をパンチングメタル・金網・防鼠ブラシ・等で埋めていきます。写真のお客様宅では他にも過去に入り口としていた箇所が見つかりましたので同様に埋めていきました。
こんなところもです。この写真の場所の他、数カ所を塞いでいます。これで完璧です。
侵入口の見つけ方や塞ぎ方などは簡単に申し上げますとこんな感じです。どうでしょうか?参考になりましたでしょうか?何かの物音に悩まされるというのは不安です。一人でも多くのお客さんが夜中に天井の物音やイタチのおしっこや糞等の悪臭に悩まされる日々から開放されることを願っています。参考になるようでしたらしてください。
なお、イタチは保護動物になりますので捕獲をする際は時期等によって最寄りの市町村役場に許可が必要です。参考までに福岡県の場合は
こちらを参考にしてください。
イタチ駆除作業は除菌・消臭も行います
こちらのお宅様では、あとの作業としてフン清掃と天井裏の除菌消臭の消毒をさせて頂きました。
こうやって消毒は行います。 弊社が行う消毒の除菌・消臭薬剤は酸性リン酸エステル化合物という消臭成分をメインにした消臭剤です。この消臭成分が悪臭成分を分解し、臭いが消える効果を出します。芳香剤を使ってイヤな臭いをマスキングしてごまかす商品ではありません。この薬剤をミクロの霧状にして散布致します。
どうでしょうか?物音や臭いを放ち、我が家に無断で侵入してくるイタチの侵入経路から、イタチ駆除でイタチ対策の穴塞ぎの作業、除菌・消臭の様子まで、これで大体のところはご理解いただけたのではないでしょうか。
当社のイタチ駆除は施工後の3年保証で安心
一般的なイタチ駆除業者の中には、捕獲や侵入口作業を行って、その後にまた同じような問題が起きたらそれは追加施工料金となってしまうという業者も数多く存在するようです。「低料金」のみをアピールし、イタチ駆除施工のあとに数日後や数ヶ月後に、天井裏からまたゴトゴトと小動物の走り回る音がして、施工業者に連絡を入れたら、新たに追加の彫金を請求されたという話も良く聞く話です。
イタチ駆除業者と駆除施工の契約前にはイタチ駆除施工後に万が一再発生した場合の保証はあるのかないのかを、しっかりと確認なさることをお勧めいたします。
弊社でも、前述の様な十分な施工を行ったあとでもお客様のご心配は、また音がしたら?また同じようにお金がかかるの?と不安がある方もあられます。そのご心配を解決する為にも弊社あい営繕のイタチ駆除・イタチ対策は施工後に3年間の保証を付けさせて頂いています。万一、施工後にもイタチの再発生がありましたら無料にて再施工させて頂きますのでご安心ください。
※(保証には施工内容の条件があります。)
イタチ駆除で費用の面は?
あとは気になる費用の面だと思います。本日施工の福津市以外でも、北九州市、福岡市、下関市、近郊の皆様で対策をご検討のお宅様は弊社にご相談ください。イタチ駆除、という言葉はどうかと思いますがイタチは保護動物です。駆除というより対策です。分かりやすくイタチの被害対策という意味でイタチ駆除という言葉を使いますが、イタチ対策、天井裏の物音、夜中に音がする、天井裏で鳴き声がする、動物がいるの?、天井の板のシミ、部屋の動物臭、匂いの原因、等で対策をご検討の方は施工金額を書いているページをご紹介します。よろしかったら
こちらを参考にしてみてください。
他社と見積を比べてみたいけど~?
もちろんOK!です。腕のいい業者、お客様が気に入った業者、条件の良い業者、気の合う業者、そんな縁を求めて相見積もりなさるのはごく当たり前のことと弊社は理解しています。安心して比べて頂いて結構です。
●「いや~、やり方書いてくれとるけど、よーわからんばい!」という、福岡市と近郊の方
●「いや~、やり方書いてくれとーけど、よーわからんちゃ!」という、北九州市と近郊の方
●「いや~、やり方は書いとってやけど、よーわからんわ!」という下関市・と近郊の方
弊社はイタチやその他害獣被害の現地無料見積を行っていますのでご依頼下さい。
(^^)
現地見積の依頼をご検討の場合は、何処に依頼するにしてもお客様のお宅の問題を一日でも早く、気持ちよく解決してくれる業者を選ばれることが大切かと存じます。
もし、当社へのお問い合わせがあればお気軽に下記にお電話ください。