「屋根裏・天井裏でガサゴソと物音がする。何かが走り回っているような音に聞こえる」
「なんだか臭い。糞の臭いみたいな、獣の臭いみたいな……」
「寒くなってきてから屋根裏で音がする。夏場はこんなことなかったのに!」
……といった状況に悩まされてはいませんか?それはイタチのしわざかもしれません。
当記事では、イタチの生態・被害について解説。
※ 適切に駆除するためにも、まずはイタチの生態や被害を知っていただきたいのです!
後半では、イタチ駆除の方法にも触れていきます。
ちなみに、記事を書いています弊社「あい営繕」は害獣・害虫駆除歴約20年。
イタチについても、駆除作業を500件以上行ってきた実績がございます。
※2019.2月現在
公益社団法人「日本ペストコントロール協会」にも加盟している我々ならではの確かな知識と経験をもって、イタチの恐ろしさについてお伝えできればと思います。
目次
夜中に屋根裏(天井裏)から動物の動く音がする!イタチかどうか見分ける方法は?
「屋根裏・天井裏から音がする」
ネズミ、イタチ、アライグマ、ハクビシン……犯人像はいろいろ浮かびますが。
実は、屋根裏の物音はイタチによるものであることがほとんどなのです(当社調べ、調査範囲 = 福岡県福岡市の東区、博多区、南区、城南区、中央区、早良区、西区、久留米市、糸島市、太宰府市、春日市、糟屋郡、嘉穂郡、飯塚市、直方市、田川市、行橋市、北九州市の小倉北区、小倉南区、門司区、戸畑区、若松区、八幡西区、八幡東区、山口県下関市、及びその近隣地域)。
屋根裏から音がした場合、まずはイタチを疑ってかかるのがいいでしょう。
犯人がイタチであることをハッキリさせるためには、イタチが家に侵入する際に残していく「イタチサイン」を探します。イタチサインとは以下のようなもの。
- 屋根裏・天井裏でゴトゴト音がしている
- 異様な悪臭がする
- 瓦に獣の足跡がついている
- 瓦に汚れた体毛が付着している
- 天井板にシミが出来て広がってきた
- 部屋中で獣臭がするようになってきた
- エアコンの室外機の所に爪あと
多くの人は屋根裏・天井裏での物音、悪臭でイタチの存在に気が付きます。
もしイタチサインを見つけたらすぐにでも対策を取りましょう。
害獣イタチの生態と被害
イタチの生態・家屋に侵入してくる理由
注意しなければいけないのは「冬」と「夜」。
イタチは寒い時期になってくると屋根裏・天井裏に侵入して寒さをしのぐのです。
一度侵入するとなかなか出て行かず、そこにエサを持ち込み住処とします。
夜行性なので、毎晩毎晩イタチの物音のせいで眠れないなんてことに。
イタチも別に悪気があるわけではないのでしょうが、人間とひとつ屋根の下で暮らしていくのは難しい動物なんですね。
動物のイタチはどこから屋根裏に侵入してくる?
イタチは20cm〜30cmと大きい体をしているにも関わらず、わずか500円玉ほどの大きさから家屋に侵入してきます。主な侵入経路は以下。
- 軒先に近い樹木
- 雨樋い(あまどい)
- 床下
- 排水口付近
- ブロックの隙間
- 屋根の死角
- 瓦の上
網で侵入口を塞いでいたはずが、思いもよらないところから侵入されたという例は後をたちません。
我々が駆除作業を行っていても、「よくもまあこんな小さな入り口を見つけたものだ」と舌を巻くことが多々あります。
動物のイタチが人間にもたらす被害
可愛らしい見た目をしていますが、イタチに住み着かれるのはとても恐ろしいことなのです。
被害の例を見てみましょう。
屋根裏・天井裏で夜中に物音や鳴き声がする
夜行性なので夜に動き回ります。
寝ようとしている人間のことなどお構いなし(当たり前ですが)。
睡眠の妨げになり、長く続けば不眠症・うつ病などを患う原因にもなります。
部屋中に動物臭・獣臭があふれる
イタチは臭いことで有名です。
イタチはお風呂に入りませんし、臭腺から強烈な臭いを発するため他の害獣と比べても獣臭が強力なんですね。
部屋中が強烈な獣臭で満たされるので、常時換気をしなければいけなくなります。
異様な悪臭がする(糞尿・エサの死臭)
イタチは縄張り意識が強く、糞尿を同じ箇所に溜めておく習性があります。
またエサとして食べたネズミや虫、鳥の死骸をそのへんに散らかします。
イタチ自身の獣臭もすごいのに、糞尿や死臭が混じってそれはもう強烈な悪臭に……。
「臭すぎて正気を保てない」というお声もよくいただきます。
天井から糞尿が垂れてくる・天井にシミができる・天井が抜ける
糞尿・エサの死骸によって、天井にシミができることがあります。
ここまでくるとかなり不潔な環境です。
天井から糞尿が垂れ落ちてきたり、天井が腐って落ちたりすることも考えられます。
家に病原菌・虫・ダニ・ノミを持ち込む
イタチはダニ・ノミに寄生されていますので、ダニとノミが家に移ります。
糞尿・エサの死骸には虫が湧くことも。
体調を悪くしたり、ダニ・ノミに寄生されて痒くなったり、アトピーや喘息といったアレルギー症状が強く出る原因になったりします。
寄生虫・感染症
イタチに咬みつかれたり、他の虫を媒介して寄生虫や感染症にかかったりする可能性があります。
ペットを咬むこともあるのでペットが感染することもあります。
巣を作るために断熱材を破る
イタチは素を作る際に断熱材をボロボロに破ります。
そこで子どもを産み繁殖していくのです。
家の資産価値が下がる
強烈な悪臭、断熱材や建材の破壊、糞尿やエサの死骸で家が腐る……これらのせいで、家の資産価値が大きく下がります。
とくに臭いの被害が深刻で、素人の方がスプレーした程度だと、次にその家に住んだ人が気付くほどの臭いが残ることも。
ペットや鶏・うさぎなどを襲う・食べる
イタチはオスとメスで大きさが違います。約20cm〜30cm。小さな犬・猫・ハムスター・鳥などはイタチの標的です。
鶏小屋やウサギを襲われたといった事例も報告されています。
「そのまま食べられてしまう」可能性もあるので、ペットがいるご家庭は早めの対処が必要です。
【北九州市のホームページ最下部に当社のイタチ退治バナーをリンクしています。2019年2月現在】
屋根裏・天井裏のイタチを駆除する:自分でやる?業者に頼む?
イタチの恐ろしさはお分かりいただけたでしょうか。
ここからは、イタチ駆除編です。
自分で駆除すべきなのか、業者に依頼すべきなのか考えてみましょう。
ちなみに500件以上イタチを駆除作業をしてきた経験から申し上げておきますと、業者に依頼するほうが圧倒的におすすめです。その理由をこれからお伝えしていきます。
自分で駆除するのは非常に困難
そもそも、個人がイタチの駆除・捕獲することは基本的に禁止されています。
イタチは「鳥獣保護法」、「狩猟法」という法律によって守られている動物だからです。
鳥獣保護法と狩猟法
野生鳥獣は、原則として捕獲は禁止です。
オスを捕獲していいのは「狩猟期間」のみ。狩猟期間は11月15日から2月15まで(北海道を除く)です。
メスの捕獲は禁止です。
イタチの被害を受けている個人や法人は、有害鳥獣捕獲許可申請をそれぞれの市町村に提出して許可を受ける必要があります。
申請して許可が下りるまでは2週間程度かかることが多いです。
詳しくは福岡県のホームページをご覧ください。→【野生鳥獣を捕獲するには】
大型動物のイノシシとシカは、福岡県の場合は期間限定として、平成34年(2022年)3月31日までの間は期間が延長されています。詳細は県のホームページをご覧ください。→【福岡県の狩猟期間についてのお知らせ】
話を、家に侵入したイタチに戻します。
2度目にやってくる時は、より警戒して侵入してくる
強い光をあてたり、忌避剤を使ったりすればご自身でもイタチを追い出すことは可能です。
ただし、家のすべての穴を塞がない限りイタチは何度でもやってきます。
イタチだって、快適なマイホームをそう簡単には手放したくないですからね。
2度目、3度目と回を重ねるごとにイタチは警戒を強めますので、駆除するのがどんどん難しくなっていくでしょう。
糞尿・死骸の処理、穴塞ぎ、断熱材の交換など「追い出した後」が面倒&危険
イタチの駆除で重要なのは「追い出した後」です。
悪臭と糞尿、死骸と虫に満ちた屋根裏・天井裏を掃除し、ボロボロに破かれた断熱材を元通りにしなければいけません。糞尿や死骸に近づくのは病原菌感染のリスクも高まり危険です。
また、素人の方が500円玉ほどの小さな穴をすべて見つけることは困難。
すべて塞がないとまたイタチがやってきて、文字通りの「イタチごっこ」が始まります。
イタチ駆除業者を呼んで駆除するのがオススメ
以上の理由から、ご自身で「完全駆除」をすることは現実的ではありません。
イタチに悩まされるようになったらすぐ業者に依頼するのがいいと考えます。
良い業者に頼めば再発生は起きない!?
「イタチの生態・侵入経路を熟知している」ことが大きな違いです。
良い業者では家中を入念に調査し、侵入経路となりそうな穴をすべて塞ぎます。
再発生の可能性は極限まで下がり、快適な生活を取り戻すことができるでしょう。
信頼できるイタチ駆除業者に依頼してほしい。
イタチ駆除業者もピンキリ。
この業界で働いていますと、いろいろな「よくない話」を耳にします。
- 素人が見積もりを取りに来た
- 押入れをちょっと覗いただけで見積もりが終わった
- よく分からない追加作業でどんどん料金が増えていった
- 安かったけど何度も再発生が起こる
業者を選ぶ際はかならず複数社で相見積もりを取り、接客態度、調査態度、アフターフォローの期間、料金の分かりやすさなどを比較するようにしてください。
※弊社のブログでは、害獣・害虫駆除についてさまざまな情報を発信しております。
イタチ駆除業者の良し悪しを見分ける方法について詳しく書いた記事もございますのでぜひそちらもご覧ください。→【イタチ駆除業者に依頼する前にこれだけは知っておきたいポイント】
まとめ:夜中に屋根裏から聞こえる動物の物音に気付いたらすぐに駆除作業を。
今回のポイントをまとめます。
- 動物のイタチは冬、屋根裏へ夜中に侵入してくることが多い。
- イタチの被害は深刻。手遅れになる前に駆除作業を。
- ご自身で駆除するのは面倒&危険。業者に依頼するのがおすすめです。
- 業者を選ぶ際はかならず相見積もりを。
最後に、手前味噌になりますが弊社「あい営繕」はイタチの駆除作業に絶対の自信がございます。
お見積もりは無料、相見積もりもOK、というか推奨です。
福岡県・福岡市・飯塚市・北九州市・行橋市・山口県・下関市・佐賀県・鳥栖市・と、それぞれの近隣地域を、現地での無料見積もり、契約後のイタチ駆除作業、及び施工後のアフターサービスをご提供できる地域としてメインに承っております。
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