コウモリはイタチやハクビシンなどと同様に、家に住み着いてしまう動物です。
「ベランダにコウモリのフンがあって臭いもキツイ」
「夜に屋根裏から羽音がして眠れない」
「コウモリが近くにいるのは不気味だ」
といったような、お悩みはないでしょうか・・・

こんにちは、福岡県のコウモリ駆除業者で株式会社あい営繕代表の岩永と申します。今回は「コウモリが来る家」をテーマにブログ記事を書きました。
お役に立ちましたら幸いです。
上記の吹き出しでお話ししました、「コウモリが来る家」をテーマに
- コウモリが家に来た際の注意点
- 家に来たコウモリの対処法
- コウモリが家に来るのは、スピリチュアルな意味があるのかどうか
- コウモリに好かれる家の特徴
がわかるようにまとめてあります。
コウモリかどうか分からないけど、同じ場所に落ちている小さな黒い粒は、もしかしてコウモリかも?という方もお役に立てる記事と思います。ぜひ、最後までご覧になってみてください。
目次
コウモリへの攻撃、捕獲は法律で禁止されています!
コウモリが来る家の対処法をご紹介する前に、まずお伝えしたいことがあります。
それは、「コウモリは鳥獣保護管理法によって守られている」ということです。
許可なく捕獲したり、傷つけたりすると罰則を受ける可能性もあります。
(1年以下の懲役、または100万円以下の罰金)
※2022年7月現在
コウモリが家に来ても、危害を加えないようにご注意ください。
コウモリ駆除業者による実際の追い出し動画
コウモリが来る家はどのような対処をすれば良いでしょうか?
家に来るコウモリは、基本的には次の3ステップで対処しましょう。
- 忌避剤、燻煙材、光などを使って追い出す
- フンの清掃、消毒をする
- 侵入経路を閉じる
それでは詳細をみていきましょう。
家からコウモリを追い出す
コウモリ用の忌避剤(スプレー、ジェル)、燻煙材、ライトなどを活用して、家からコウモリを追い出しましょう。
上述したようにコウモリは法律によって守られているため、見つけても絶対に触れないようにしてください。
フンの清掃、消毒をする
コウモリは非常に不衛生で、人間に健康被害を及ぼす、細菌やウイルス、寄生虫が付着しています。(海外では、コウモリからの感染症によって死亡した例もあるようです。)
フンがあるようでしたら綺麗に清掃し、コウモリが潜んでいた場所、触れた箇所は必ず除菌、消毒、消臭を行うようにしてください。
粉塵を吸い込んだり、肌に触れたりすると危険なため、作業中は必ずゴーグルやマスク、手袋、全身防護服を着用するようにしましょう。
コウモリが持つウイルスは怖い!?棲みつかれたら早めの対策を!
侵入経路を閉じる
せっかくコウモリを家から追い出しても、隙間が空いていると再び侵入してきます。
- 屋根裏
- 壁の穴
- 通気口、換気口
など、コウモリが入ってきそうな隙間は、金網やパンチングメタルなどを使って封鎖するようにしましょう。ミリ
コウモリは一円玉の幅(22ミリ)程度の隙間があると、カラダをすり抜けられるといわれています。
小さな隙間も見逃さないよう、お気をつけてください。
コウモリが来る家は縁起がいいの?
「コウモリが家に来ると、何かいいことがありそう」または、
「コウモリが家に来るのは、何か不吉なことが起こる予兆じゃないか?」
といったように、「コウモリには何かスピリチュアルなメッセージがあるのでは?」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
この点について、結論から先に言いますと、
「コウモリは文化によっては幸運ととらえる場合もある。しかし早めに追い出した方が良い」
になります。
コウモリは中国で縁起のいい動物とされている
コウモリは漢字で書くと「蝙蝠」です。
「幸福が遍く(あまねく)広く行き渡る」という意味の「遍福」と「蝙蝠」の発音はともに中国語で「ピエンフー」になります。
縁起のいい言葉と発音が同じになるため、中国ではコウモリは幸福をもたらす、おめでたい動物として扱われているようです。
日本でも中国の影響を受けて、コウモリを「幸盛り」「幸守り」と漢字を当て、縁起物として捉えられることもあります。
しかし、そういった考え方は、あまり一般的には普及していません。

今回、コウモリのことについて改めて調べてみて、業者の私も初めて知ったこともあります。
ちなみに西洋では、コウモリは不吉の象徴として、あまり良いイメージを持たれていないようです。
確かにコウモリは、ドラキュラのそばを飛んでいる不気味なイメージもありますよね。
コウモリとヒトとの共存は難しい
お年寄りの中には、「コウモリは幸せを運ぶ動物だから、家から追い出してはいけない」と考えている方もいらっしゃるみたいです。
しかし、家に来たコウモリを放置すると、次のような被害が起こるおそれがあります。
- 夜中の騒音
- 細菌やウイルスによる健康被害
- 糞尿による臭い、家屋への被害
コウモリは夜行性のため、夜中に活動的になります。
屋根裏に住んでると、騒音によって睡眠が障害される可能性がありますよね。
また、コウモリには人体へ有害な細菌、ウイルスが付着しているため、放置すると健康被害が起こるおそれもあります。
加えて、糞尿によって天井や壁が腐ってしまうと、お家の建て替えが必要になる場合もあります。
これらのことを考えると、たとえ縁起が良くてもコウモリとの共存は難しく、いち早く追い出した方が良いと言えるでしょう。
コウモリが来る家の特徴は?
コウモリは暗くて、コウモリにとって安全な場所に寄り付きます。
その点から、隙間が多く、屋根裏や壁の間に侵入しやすい「古い家」がコウモリに好まれます。
しかし、古い家でなくても次の要素があると、コウモリが寄り付きやすいです。
- 風雨をしのげて、ぶら下がる場所がある
- エサとなる虫が多い
- 瓦屋根の家
風雨をしのげて、ぶら下がる場所がある
コウモリはぶら下がることで、カラダを休めます。
そのため、風雨がしのげてぶら下がれる場所があると、休憩場所にされる可能性があります。
あなたのお家が休憩場所になっているようであれば、忌避剤を置いてコウモリが近寄らないような工夫をしましょう。
街灯や水場がある
街灯や水たまりなど、家の近くに虫が大量に発生していると、コウモリが寄り付きやすくなります。コウモリは、主に昆虫をエサにしているためです。
コウモリの休憩場所になりやすい、軒下や物干し竿の近くには水場を作らないよう、特に注意しましょう。
瓦屋根の家
瓦の下にある隙間は、コウモリの住処にされやすいです。
特に瓦がずれていたり壊れていたりする場合、早急に修理する必要があります。
まとめ:コウモリの対処が難しい場合は専門の駆除業者へご相談ください!
- コウモリを見かけても、うかつに傷つけたり、捕獲したりしてはいけない
- コウモリへの対処は家から追い出して、隙間を埋めるようにする
- コウモリは文化によっては縁起がいいといわれるが、早めに追い出した方が良い
- 虫が多く、隙間の多い家はコウモリに好かれやすい
コウモリが来る家では、早急に追い出して、侵入できる隙間を埋めるようにしましょう。
もし、ご自身で対処が難しい場合は、専門のコウモリ駆除業者に相談することをお勧めします。
公益社団法人日本ペストコントロール協会の正会員業者の株式会社あい営繕では、20年以上のコウモリ駆除の実績があります。
公益社団法人日本ペストコントロール協会のホームページ
無料見積もりも行っておりますので、コウモリでお困りの方はお気軽にご連絡ください。コウモリの追い出しから、清掃、消毒、侵入口の封鎖まで、しっかりと対応させていただきます。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。もし、コウモリについてのお問い合わせがありましたらお気軽にお知らせください。
対応させていただきます。ただし、対応エリアの方に限らせて頂いています。申し訳ございません。
株式会社あい営繕の対応エリアは会社概要よりご覧いただけます。