今年も一年間お世話になりました。

年末恒例の餅つきをして、平成30年のあい営繕も仕事納めです。みんな、力を込めて餅つきをして、今年を無事に終え新しい年を迎えます。

 

餅を作っているのか、お酒を飲んでいるのか分からない人もいましたがそれは、忘年会と一年の締めを兼ねてますので今日ばかりは特別です。

 

 今年もまもなく終わろうとしています。振り返ってみれば、この一年もいろいろなことがありましたよね。

 

 平昌五輪では、日本は冬季五輪最多のメダル13個を獲得。

フィギュアスケートの羽生結弦選手は、右足の負傷を乗り越えて連覇を達成。

銅メダルを獲得したカーリング女子チームが声をかけあう時に使っていた「そだねー」は、今年の新語・流行語年間大賞に選ばれました。

 

 一方で、日大アメフト部の危険タックル問題を始め、レスリング、ボクシング、体操競技の世界でも不祥事が相次いで発覚し、日本中に衝撃が走りました。

 

 それでも、スポーツは人に感動を与えてくれます。

米国大リーグで活躍した大谷翔平選手は、日本人ではイチロー選手以来17年ぶり4度目の新人王に選出され、テニスの大坂なおみ選手は全米オープンで優勝し四大大会で日本人初の快挙を達成。

甲子園では、大阪桐蔭の春夏連覇に沸き、金足農業旋風が吹き荒れました。

 

 今年は自然災害の多い年でもありました。

平成最悪の豪雨災害ともいわれた西日本豪雨に、北海道胆振(いぶり)地方を震源とし道内で観測史上初の震度7を記録し道内全域が停電となった地震。

通学路のブロック塀倒壊事故を引き起こした大阪府北部の地震。関西空港浸水により空港を全面閉鎖に追い込んだ大型台風。

埼玉県熊谷市や東京都青梅市など気温40℃超えの観測点が相次いだ記録的猛暑など。

 そんななか、被災地で復興支援に励むボランティアの姿も報じられ、山口県周防大島町で行方不明となった2歳児を発見、保護した尾畠春夫さんは「スーパーボランティア」として、時の人になりましたね。

 

 そのほかにも、日産のゴーン会長逮捕、本庶佑(ほんじょたすく)京大特別教授のノーベル生理学・医学賞受賞、安室奈美恵さん引退、藤井聡太棋士の最年少七段昇段に羽生善治・井山裕太両氏の国民栄誉賞受賞、豊洲市場の開場、2025年万博の大阪開催決定、「18歳成人」改正民法成立、米朝首脳会談など、さまざまな出来事がありました。

 

 一年を振り返ってみて、みなさんにとっては、よい一年でしたでしょうか?

 今年もあとわずかですが、ご家庭では、大掃除、年賀状、年越しそばやおせちの準備など、毎年恒例となっている年の瀬のあわただしい時間が流れます。

なかには、餅つきや、地域でのしめ縄作りといった作業に追われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 そして、除夜の鐘を聞くころ、ほっとひと息ついて、紅白歌合戦を観ながらこたつでみかん、なんて光景もだんだん見られなくなってきました。

が、そんな時代になっても、いまだに昔から続く、家族が夢を見つつ楽しみにする暮れの風物詩がありますよね!

 

 そうです! 大みそかに抽選がおこなわれる「年末ジャンボ宝くじ」。

 1等・前後賞合わせて10億円。

そのほかにも、一等・前後賞合わせて5千万円の「年末ジャンボミニ」、1等賞金1千万円で当選本数1千本の「年末ジャンボプチ1千万」も同時発売。

発売期間はすでに終了していますが、購入したみなさんは、「今年はひょっとしたら」と、高額当選への期待に胸をふくらませているところではないでしょうか。

 

 そもそも宝くじの歴史は、想像以上に長く、その源流はおよそ2千年前のローマ時代にまでさかのぼるそうです。

日本では「富くじ」といわれたものの起源は、江戸時代初期の1624年ごろとも、さらに50年ほど前とも。現在の大阪府にあたる摂津国(せっつのくに)のお寺で、参詣者に授ける「福運の御守り」を抽選で当選者を決めたのがはじまりといわれています。

 

 その後、現代の宝くじ同様、富くじは当選金を目的としたものに変わり、江戸時代の庶民の間で流行ります。

あまりの人気ぶりに幕府はたびたび禁止令を出す始末。

 

 当時の庶民のくらしぶりを伝える古典落語には、富くじを手にする人たちの様子がユーモラスに描かれています。

「宿屋の富」(上方落語では「高津(こうづ)の富」)、「富久」、「水屋の富」といった演目で描かれるのは、千両(現在のお金に換算すると、およそ1億3〜5千万円)が当たってしまった人たちの悲喜こもごも。

 高額当選がわかったとたん、腰を抜かしてしまう人、すっとんきょうな奇声をあげる人、ショックのあまり寒気がとまらず布団をかぶって震える人と、反応はさまざまですが、見たこともない大金を手にして、気が動転してしまうさまが、落語らしいおもしろさで演じられます。

 

 落語の演目のなかには、「年末ジャンボ宝くじ」を落語にしたようなものもあります。

「御慶(ぎょけい)」です。湯島天神の「一の富」で大当たりし、八百両を手にした長屋暮らしの八五郎。

年の瀬に、溜まっていた家賃を大家さんに支払ったうえに大盤振る舞いし、正月用にと、裃(かみしも)と刀まで買い込んで、長屋住民を驚かせる年始回りを計画します。

その際に、物知りの大家さんに、「あけましておめでとうございます」よりも、短くて気の利いた文句を教えてほしいと頼みこみ、「御慶(ぎょけい)」という言葉を教わります。

そして、元旦からご近所を回って「ぎょけえ、ぎょけえ」を連発する八五郎。「ニワトリが卵を産むような声を出しやがって」と、ご近所連中にあきれられるわけですが、お正月に威勢のよい声をひびかせる八五郎の楽しそうな姿が目に浮かんでくる噺(はなし)です。

 

 たとえ宝くじの高額当選を逃して、一攫千金の夢が来年までおあずけになったとしても、落語を聴いて初笑いするというのも、ハッピーなお正月の過ごし方かもしれませんよ。

 

 今年もお世話になりました。どうかよいお年をお迎えくださいませ!

 

 

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