今年の漢字とペストコントロール

先日、日本漢字能力検定協会が公募する「今年の漢字」が発表されましたね。

 毎年この時期になるとニュースなどで報じられますが、実は今年で24回も続いているそうで、もはや年末の恒例行事といった感じです。

 そして、今年の漢字に選ばれたのは、「災」。

 応募総数19万票を超えるなかから、2万票以上を集めた模様。

西日本豪雨、台風、北海道や大阪府北部の地震、さらには記録的猛暑などがその理由となりました。

「スーパーボランティア」という言葉が頻繁に使われるようになったのも、あいつぐ自然災害の影響によるものではないでしょうか。

 

 今年は平成最後の年でもあるため、「平」「終」の漢字を挙げる人も多かったようです。そのほかには「風」「変」「暑」「大」「最」「新」「金」といった字が票を集めました。

 なかでも「大」は、メジャーリーグデビューを果たした大谷翔平選手、テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみ選手、甲子園史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校と、「大」活躍した人たちの好印象が理由。

2019年は、明るい話題が「今年の漢字」になるといいですね。

 

 それから、すでにお気づきかもしれませんが、近年は「今年の漢字」発表の瞬間をワイドショー番組などで生中継するテレビ局が増えてきているようです。

京都の清水寺からの中継で、袈裟を着たお坊さんが大きな紙に大きな筆で、一気に一文字をみごとに書き上げる映像を、みなさんも観たことがあるのではないでしょうか。

 

 あのお坊さんは、森清範(もりせいはん)という方で、清水寺のいわゆるご住職。

報道ではいつも「住職」ではなく、たいてい「貫主(かんす)」と呼ばれており、「森清範貫主が、ただいま『今年の漢字』を揮毫(きごう)しました」などと報じられます。

「揮毫」という言葉も、あまり普段の生活では用いられないもの。

「毫(ふで)を揮(ふる)う」と書くところから、毛筆で言葉や文章を書く行為をあらわしているのだそうです。

 

 片や「貫主」はというと、「仏教各宗派の代表者」の意味で、「かんしゅ」「かんじゅ」とも読むようです。会社組織でいうなら「社長」とか「会長」といったところでしょうか。

 こういう特殊な「肩書き」というのは、さまざまな分野にあるわけですが、一般的にあまり知られていないものがあります。

 

 当社のような害虫・害獣駆除を専門とする業界にも、それはあります。

 たとえば、そのひとつが「ペストコントロール技能師」。

 厳密にいえば「肩書き」というより「資格名」なのですが、当社にはこの資格を有している者がいます。

 

 とはいえ、業界になじみの薄い方にしてみれば、耳慣れない名称でしょう。

「そもそもペストって何のこと?」と思われる方もいるかもしれません。

 一般的に、「ペスト」は、伝染病、つまり、細菌によって引き起こされる感染症のことです。

ペスト菌は、ネズミやノミの体内に生息し、ペスト菌を宿すネズミやノミに噛まれると、人間も感染してしまうのです。

また、大気中に漂う菌を吸い込むだけで感染するケースもあります。

 

 歴史の上では、ペストの世界的な大流行が何度か起きたことも。

14世紀のヨーロッパで起こった際には、「黒死病」と名付けられ、約5000万人が亡くなったとされています。

 日本でも、100年ほど前にペストの流行がありました。

その後、治療薬の普及や環境整備などが進んだおかげで、大流行の発生はなくなりましたが、依然として人間にとっての脅威であり続けています。

 

 さらに、「pest」を辞書で調べてみると、「害虫」や「厄介者」という意味も出てきます。

「ペスト」は、人間の健康な生活にとっては迷惑となる、有害な生き物そのものも指しているわけです。

 つまり、「ペストコントロール技能師」とは、さまざまな有害生物を、生活に影響の出ないレベルまで減らす、あるいは繁殖させないようにする専門技能を身に付けた技術者に与えられる「称号」なのです。

 

 当社には、「ペストコントロール技能師」だけでなく、「しろあり防除施工士」「防除作業監督者」「蟻害・腐朽検査員」などの有資格者が在籍しております。

そして当社の加盟団体は、「日本ペストコントロール協会」「福岡県ペストコントロール協会」「日本しろあり対策協会」「福岡県しろあり対策協会」「日本有害生物対策協会」の加盟団体になっています。

 

 害虫・害獣による被害、あるいはその対策でお悩みの方、私たちプロにお任せください。

高度で専門的な技法を駆使して、お住まいの課題をしっかりと解決いたします!

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