床下を点検すると水漏れの原因がわかることがあります

お客様からシロアリ駆除の調査見積のご依頼をいただいたら、私どもはその家の床下を点検してシロアリがいるかいないかを点検するのですが、この時にシロアリ以外に発見出来ることがいくつかあります。その中の一つが冒頭の写真のような排水管の継ぎ手がはずれて起こる水漏れです。

お客様からしたら「えっ?水漏れ?うちの家が?」とびっくりなさいます。水漏れ以外にも床下点検やシロアリ駆除の時に色んなことがわかります。

下関市でシロアリ駆除の点検をした時にわかったこと

カンモンシロアリの生息

先日シロアリのハネアリが出たのでシロアリ駆除の見積もりを出してほしいとご依頼のあったお客様でのことです。ハネアリの現物を確認して、これはシロアリのハネアリでカンモンシロアリということが分かりました。

その後、床下を調べてみるとシロアリの生息が確認されたのと、ハネアリの現物も床下で確認できたので同様の報告をお客様にさせていただきました。その他にもお客様のお耳に入れなくてはいけないということがありました。水漏れです。

カンモンシロアリの記事はこちらにも書いています。

水漏れがわかる理由

水漏れの場合は給水側に原因している場合と排水側に原因している場合とがあります。給水側の方に原因がある場合は家の中で使っている水道を全部止めて、家の水道メーターを確認することでわかります。水漏れがある場合はメーターがわずかづつでも回っているので水漏れがわかるのです。

その他に水道のメーターをチェックに来る検針員の方がこの月だけは今までと比べて随分多いなと感じて、その家の家主さんにお知らせしてくれたので分かったというけーすもあります。一方、排水管の水漏れの場合は水道メータが回ることはありません。しかし、床下に水が溜まって激しい場合は床下がプールの様に水が溜まってしまっているというケースもあります。

水漏れが直ってない原因

今日の現場のお客様ではありませんが過去の例でこんなことがあります。前記の給水管に原因があると思って水道屋さんを手配して直してもらったあとに弊社が床下に入ってシロアリの有無を調べようとしたら水漏れが未だ直っていなかったという光景を目にすることもあります。

普段目にする床下ではありませんので、お客様もまさか?となります。水道屋さんによっては修理後に床下に入って点検してくれるとこもあれば、一通り配管を取り替えたらそれで終わりというところもあるようです。たまたま、そこに弊社がシロアリ点検の為に床下に入ったら水漏れがあることがわかるという具合です。

不動産の売買でも水漏れを見つけることも

不動産の売買の際の「重要事項の説明」の中にもシロアリの確認ということがあります。私どもは建物検査の建築士さんと一緒に建物の検査に立ち会う時のことです。建築士さんは家の傾きや床板の傷み具合、壁の劣化具合、雨漏れの有無等をチェックしていかれます。

その際に私どもは床下に入ってシロアリの生息がないかどうかを見たり、水漏れがないかを見ます。すると外観からも想像もつかないほど床下には水が溜まっていたということもあります。

たまたま、大手の不動産屋さんの手配なので私どもが入って建物検査を行うようにして家を買う方に安心してもらうためにされているのですが、これがこうした点検をしないままに売買されていることもあるのです。

宅地建物取引業法の一部を改正する法律について

本年4月1日からインスペクション(建物状況調査)が本格化されます。買う側からすれば品質の良い中古物件を購入したいというのは高い買い物の「家」を買う訳ですから当たり前です。不動産の「家」を売ったり買ったりする場合には建築士やシロアリ業者等の建物のプロが入って雨漏れの有無、構造耐力上問題点はないか、シロアリの蟻害はないかなどを調べて報告していきます。その中にも床下の水漏れの有無。あればどの程度か。雨水の侵入は?等の項目もあります。

まとめ

建物の床下を見ることで私ども白あり業者が見るとシロアリの有無がわかります。その他には

①水漏れの有無

②雨漏れや雨水の侵入

③家を支える基礎の劣化

④湿気からの傷み具合

⑤木部接合部の釘や金具の劣化具合

⑥その他

こうしたことがわかります。床下の点検を受けましょう。