家の中や屋根裏から「キィキィ」という音や、見慣れないフンを見つけて驚いたことはありませんか。
実はそれ、コウモリの仕業かもしれません。放置しておくとフンや尿の悪臭、健康被害、寄生虫の発生などさまざまな問題を引き起こします。
しかも法律で捕獲が禁止されているため、やみくもに追い出すのも危険です。
この記事では、コウモリを安全に追い出して再び入られないための方法を、プロの視点でわかりやすく解説します。
自分で対応できるケースと、業者に頼んだほうがいいケースの目安もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
■コウモリを追い出す前に知っておきたいこと
コウモリを見つけたからといって、すぐに捕まえたり殺したりしてはいけません。
日本では鳥獣保護法でコウモリが守られており、許可なく捕獲や殺傷をすると罰則を受ける可能性があります。だからこそ大切なのは「追い出す」ことです。
具体的には、ハッカ油などを使った忌避スプレーで巣穴に噴射し、コウモリが嫌がって出て行くように促します。
ただし注意が必要で、夏は子育て中で赤ちゃんが取り残されてしまう危険があり、冬は冬眠していて追い出せない場合もあります。
最適な時期は春(4〜5月)や秋(9〜10月)で、このタイミングでしっかり対策するのがポイントです。
■コウモリが戻らないように予防する方法
コウモリを追い出した後、もっとも大切なのは「もう入らせないこと」です。せっかく追い出しても、入り口をふさがなければまた戻ってきます。
コウモリはわずか2センチの隙間があれば簡単に侵入できるので、換気口、エアコンのホース周り、シャッターの中などをしっかりチェックしましょう。
ホームセンターなどで手に入る目の細かい金網やパテで隙間をふさぐのがおすすめです。夜になると出入りする習性を利用して、コウモリが不在のタイミングを狙って封鎖するのがコツです。
ただし高所作業や複雑な構造の家では危険が伴う場合もあります。そうしたときは無理をせず、専門の業者に相談しましょう。業者なら調査や追い出し、封鎖まで安全に対応してくれます。
記事のポイント
●コウモリ駆除の正しい追い出し方と予防方法がわかる。
●自分で駆除する手順や使うグッズの選び方が理解できる。
●業者に依頼するメリットや費用相場が把握できる。
●市役所への相談や補助金の有無について知ることができる。
コウモリ駆除の基礎知識と追い出し方
追い出しスプレーを使った「コウモリ追い出し作業」
コウモリを家に住まわせたまま放置してしまうと、思った以上に深刻な問題が起こります。
まず、コウモリのフンはとても乾燥していて、少しの風で粉のように舞い上がります。その中には病原菌やカビが含まれており、掃除をする際に吸い込むと肺の病気を引き起こす可能性もあります。
また、フンや尿がたまると強い悪臭を放ち、家全体にしみついてしまうこともあるのです。
コウモリ被害を放置するとどうなる?
コウモリにはノミやダニなどの寄生虫がついていることが多く、家の中に広がると人にも被害が及びます。
刺されると強いかゆみやアレルギーを引き起こすだけでなく、場合によっては病気を媒介することもあります。
さらに、狂犬病やリッサウイルスといった命にかかわるウイルスを運ぶ可能性があることも知られています。こうした感染症は治療が難しく、万が一感染すると命の危険もあるため注意が必要です。
捕獲が禁止されている法的注意点
もうひとつ大事な点は、コウモリは鳥獣保護法で守られているため、むやみに捕まえたり殺したりすることは法律で禁止されているということです。
知らずに捕獲してしまうと罰金や懲役といった罰則を受けることもあります。だからこそ、適切な時期を選んで「追い出す」ことと、再び入られないように「予防する」ことが大切です。
安全に、そして合法的に対応するためには正しい知識を持って対策することが求められます。
コウモリ駆除を自分でやる方法と注意点
「コウモリを見つけたから、捕まえて追い出してしまおう」と思う方もいるかもしれませんが、実はそれは簡単にはできません。
コウモリは日本の法律で守られている動物で、勝手に捕獲したり殺したりすることは禁じられています。
知らないうちに法律違反になってしまうこともあるので、まずはその仕組みを理解しておくことが大切です。
鳥獣保護法で守られている理由
コウモリは「鳥獣保護法」という法律の対象で、野生の動物を守るために厳しく規制されています。
これには自然のバランスを保つ目的があり、むやみに数を減らさないようにするためです。たとえ家に住み着いて迷惑をかけていたとしても、許可を取らずに捕まえたり殺したりすることはできません。
これを知らずに強引な駆除をしてしまうと、法律違反になる可能性があります。
違反するとどうなるのか
もしこの法律を破ってコウモリを捕まえたり殺してしまった場合、1年以下の懲役や100万円以下の罰金といった重い罰則を受けることがあります。
これは「知らなかった」では済まされません。そのため、コウモリ対策は「追い出して戻らせない」という形が基本です。
例えば、ハッカの香りを使ったスプレーで追い出し、侵入経路をしっかりふさぐ方法などが推奨されています。
どうしても手に負えない場合は、法律を守って対応してくれる専門の駆除業者に相談するのが安心です。コウモリ対策は、正しい知識と慎重な対応が欠かせません。
「あい営繕」のお客様:コウモリ駆除の口コミ
口コミ
コウモリ被害で悩んでいました。 他社の見積りが、すごく高かったので市役所の方より紹介され、問合わせたところ、電話の対応もやさしくしていただき見積りで来ていただいた時もいろいろ話を聞いていただき、説明もていねいでした。 駆除に来ていただいた方も感じもよく、どくてていねいで感じもよく大変・満足しております。
口コミ
北九州市若松区にてコウモリ駆除して頂きました。 約1週間の施行期間にて、コウモリの追い出し、フンの片付け、侵入口の封鎖、断熱材の交換、殺菌消臭等を行ってもらいました。費用は少々掛かりましたが害獣駆除など自分で出来るわけもないので、依頼して良かったと思います。
口コミ
先日はコウモリ駆除でお世話になりました。見積りの担当者、工事の担当者の方々、とても感じの良い方々でした。不安な事の質問にも、納得いく返答が聞けましたし、 作業も真面目にされていました。 ただ、足場が駐車場にあるので、工事のあとの撤去をもう少し早くして頂けたら、 助かりました。大変お世話になりました。
口コミ
とても丁寧で、ご説明もしっかりしていただき、 調査、工事を安心してお任せできました。 家もこれで無事、安心です。ありがとうございました。
口コミ
価格の事はまったく分からないので当初は相見積もりをしょうかと思ってました。 貴社に電話したところ、対応の早さに誠意を感じ、即、お願いしました。
口コミ
一週間前にコウモリの侵入防止工事をやってもらいました。同時進行で前から気になっていたシロアリの調査をやってもらい、結果はシロアリが見つかりました。 シロアリ駆除・消毒工事の内容、手順を説明してもらい、工事が一番早く出来る日程で依頼し、それが今日終わりました。
株式会社あい営繕は、公益社団法人ペストコントロール協会加盟業者・公益社団法人日本しろあり対策協会会員です。

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