屋根裏 動物の被害を防ぐ!侵入経路の封鎖と対策まとめ

屋根裏 動物

屋根裏から物音がする、天井にシミができる、嫌な臭いがする。これらのサインは、動物が屋根裏に住み着いている可能性を示しています。

放置すると、建物の損傷や健康被害につながることもあるため、早急な対策が必要です。

この記事では、屋根裏に侵入する動物の種類や被害の実態を詳しく解説し、侵入経路の特定方法や効果的な封鎖・駆除対策について紹介します。

また、自分でできる駆除方法と、業者に依頼すべきケースの見極め方についても説明します。屋根裏の動物被害を防ぎ、快適な住環境を維持するための参考にしてください。

記事のポイント
屋根裏に動物が住み着く原因と侵入経路を特定する方法。
侵入を防ぐための封鎖対策とエサ場をなくす重要性。
自分で駆除できる場合と専門業者に依頼すべきケース。
早めの対策が必要で、専門業者に相談する重要性。

  1. 屋根裏に動物が住み着く原因とは?
    1. 屋根裏はなぜ動物の住処になりやすいのか?
    2. 侵入する動物の種類と特徴
      1. ネズミ
      2. ハクビシン
      3. イタチ
      4. アライグマ
      5. コウモリ
    3. ポイント
  2. 屋根裏への侵入経路を特定する方法
    1. 動物が侵入する主な経路
      1. 屋根裏の通気口
      2. 換気扇の隙間
      3. 排水管・電柱の引き込み口
      4. 壁のひび割れや屋根の隙間
    2. 侵入経路の調査方法
      1. フン・足跡の確認
      2. 夜間の足音チェック
      3. 臭いの有無
    3. ポイント
  3. 屋根裏への侵入を防ぐ対策
    1. 侵入経路をふさぐ方法
      1. 金網や防獣ネットを設置する
      2. 隙間を完全に塞ぐ
    2. 忌避剤を活用する
      1. 超音波発生器を設置する
      2. 獣よけスプレー(カプサイシン・ハーブ系)
      3. オオカミ尿(ウルフピー)
    3. 動物のエサ場をなくす
      1. 庭やベランダの食べ残しを放置しない
      2. ペットフードや生ゴミを外に置かない
    4. ポイント
  4. 屋根裏の動物駆除は自分でできる?業者に依頼すべき?
    1. 自分でできる対策
      1. ネズミ対策:粘着シートや捕獲器の設置
      2. ハクビシン・アライグマ対策:光や音での撃退
      3. イタチ対策:強い臭いの忌避剤を使う
    2. 自分での駆除が難しいケース
      1. 鳥獣保護法により勝手に駆除できない動物
      2. 複数の動物が侵入している場合
      3. 巣が屋根裏の奥にある場合
    3. 害獣駆除業者に依頼するメリット
      1. 安全かつ確実な駆除が可能
      2. 再発防止対策をセットで行ってくれる
      3. 害獣駆除の法律に従った適切な対応ができる
    4. ポイント
  5. まとめ:屋根裏の動物対策は侵入経路の封鎖がカギ!
        1. 屋根裏の害獣、その正体を見極める!
    1. 関連している記事

屋根裏に動物が住み着く原因とは?

屋根裏 動物

屋根裏からガサゴソと物音がしたり、嫌な臭いが漂ってきたりしていませんか?

その原因は、動物が住み着いている可能性が高いです。

では、なぜ屋根裏が動物たちの住処になりやすいのでしょうか?

ここでは、屋根裏が動物にとって快適な環境である理由と、侵入しやすい動物の特徴について解説します。

屋根裏はなぜ動物の住処になりやすいのか?

屋根裏は、野生動物にとって非常に魅力的な住処です。特に以下のような理由で、多くの動物が屋根裏に侵入しやすくなっています。

  1. 安全で静かな場所 屋根裏は、人の目が届きにくい空間です。外敵に襲われる心配がなく、安心して巣を作ることができます。特に警戒心の強い動物にとって、屋根裏は絶好の隠れ家になります。

  2. 冬でも暖かい 屋根裏は、家の構造上、外の気温よりも暖かくなりやすい場所です。特に冬場になると、寒さをしのぐために動物たちは屋根裏へと移動してきます。逆に、夏場は換気が悪く暑くなるため、侵入が少なくなることもあります。

  3. 出入りしやすい隙間がある 屋根裏には、動物が侵入できる隙間が意外と多くあります。例えば、換気口の小さな穴や、屋根と壁の隙間、配管の通り道などが侵入経路になりやすいです。これらの隙間が放置されていると、動物たちは簡単に屋根裏へ入り込んでしまいます。

  4. エサ場に近い 屋根裏に住み着く動物は、基本的に近くにエサ場があることが多いです。家庭菜園の野菜や果物、ゴミ置き場の食べ残し、ペットのエサなどが動物を引き寄せます。特に、ハクビシンやアライグマのような雑食性の動物は、エサ場の近くに住み着く傾向があります。

侵入する動物の種類と特徴

屋根裏に住み着く動物は、日本全国でよく見られる害獣ばかりです。それぞれの動物には特有の特徴があり、被害の種類も異なります。

ネズミ

ネズミは、日本全国どこにでもいる害獣の代表格です。特にクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類が屋根裏に侵入しやすいとされています。

ネズミは小さな隙間でも入り込むことができ、家の配線や柱をかじるため、電気トラブルや火災の原因になることもあります。

繁殖力が高いため、一度住み着かれると短期間で数が増えてしまうのも厄介な点です。

ハクビシン

ハクビシンは、顔の中央に白いラインがあるのが特徴の動物です。

ハクビシンの大きな特徴は、「ためフン」と呼ばれる習性です。同じ場所に何度もフンをするため、屋根裏が悪臭で充満しやすくなります。

さらに、屋根裏に巣を作ると建材を傷つけることもあります。鳥獣保護法の対象となっているため、勝手に駆除することはできません。

イタチ

イタチは細長い体をしており、非常に狭い隙間からでも侵入できます。

屋根裏を走り回ることで騒音被害を引き起こし、さらにフンの臭いが非常に強烈です。特に肉食性が強いため、フンの腐敗臭はほかの動物よりもひどく、家の中にまで悪臭が広がることもあります。

イタチも鳥獣保護法に守られているため、許可なしに捕獲・駆除はできません。

アライグマ

アライグマは、見た目がかわいらしい動物ですが、性格は非常に獰猛です。

ペットや家畜を襲うことがあり、人間にも噛みつくことがあるため、屋根裏に住み着くと危険な存在になります。

さらに、フンや尿による被害も大きく、感染症のリスクも高まります。アライグマは手先が器用なため、簡単な蓋や網なら外して侵入することもあります。

コウモリ

コウモリは、屋根裏に住み着く動物の中でも特に小さな隙間から侵入できる厄介な害獣です。

1〜2cmほどの穴があれば、群れで屋根裏に入り込んでしまいます。コウモリのフンには、病原菌が含まれていることが多く、健康被害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

日本でよく見られるアブラコウモリは、都市部の住宅地にも多く生息しており、屋根裏に住み着くケースが増えています。

ポイント

屋根裏に動物が住み着く原因は、安全で暖かく、エサ場に近い環境だからです。

動物たちは、小さな隙間から簡単に侵入し、巣を作ってしまいます。

特に、ネズミやハクビシン、アライグマなどは、屋根裏に住み着くことで騒音や悪臭、健康被害を引き起こすため、早めの対策が必要です。

次回は、動物がどこから侵入しているのかを見極める方法について詳しく解説します。

屋根裏への侵入経路を特定する方法

屋根裏 動物

屋根裏に住み着く動物を追い出すためには、まずどこから侵入しているのかを特定することが重要です。

いくら駆除しても、侵入経路を放置してしまうと、また新たな動物が入り込んでしまうからです。ここでは、屋根裏に動物が侵入しやすい経路と、それを見つけるための調査方法について詳しく解説します。

動物が侵入する主な経路

屋根裏には、人が気づきにくい隙間や開口部がたくさんあります。

これらのわずかな穴や隙間を利用して、動物たちは屋根裏へと入り込んでいるのです。特に注意すべき侵入経路を紹介します。

屋根裏の通気口

屋根裏には換気のための通気口があります。この通気口は、家の湿気を逃がすために必要ですが、適切な対策をしていないと、動物たちの侵入口になってしまいます。

特にハクビシンやアライグマのような中型の動物は、この通気口を押し広げて侵入することがあります。

また、小型のネズミもここから簡単に入り込むことができるため、金網などを設置して侵入を防ぐ必要があります。

換気扇の隙間

換気扇やその周辺にあるダクトの隙間も、動物の侵入経路になりやすい場所です。

ネズミやコウモリは、ほんの数センチの隙間があれば簡単に入り込むことができます。特にコウモリは、1~2cm程度のわずかな穴があれば侵入可能です。

換気扇のカバーが外れていたり、破損していたりする場合は、すぐに補修することをおすすめします。

排水管・電柱の引き込み口

屋根裏に動物が侵入するルートとして意外に見落としがちなのが、排水管や電柱の引き込み口です。

これらの場所は細長い隙間ができやすく、イタチのような細身の動物が侵入することがあります。イタチは警戒心が強く、なかなか姿を見せませんが、一度屋根裏に入り込むと夜間に活発に動き回ります。

屋根裏から足音が聞こえる場合は、このあたりの隙間を重点的にチェックするとよいでしょう。

壁のひび割れや屋根の隙間

壁にできたひび割れや、屋根と壁の接合部分にある隙間も、動物たちにとっては格好の侵入経路です。

特に築年数が古い家では、建物の劣化によって亀裂や隙間ができやすくなっています。これらの隙間は、ネズミやコウモリだけでなく、ハクビシンやアライグマなどの中型の動物にも狙われやすい場所です。

侵入経路の調査方法

屋根裏に動物が住み着いているかどうかを判断するには、いくつかの調査方法があります。自分でできる簡単なチェック方法を紹介します。

フン・足跡の確認

屋根裏に動物がいる場合、必ずフンや足跡が残っています。動物の種類によってフンの形や特徴が異なるため、これを確認することで侵入している動物を特定できます。

  • ネズミのフン:小さく細長い形をしており、黒っぽい色。
  • ハクビシンのフン:やや大きめで、果物の種が混じっていることが多い。
  • イタチのフン:細長く水分が多めで、強い悪臭がある。
  • アライグマのフン:太めで長く、動物の骨や昆虫の羽が含まれることもある。
  • コウモリのフン:細かくパサパサしており、崩れやすい。

また、足跡が残っていることもあります。ネズミは小さな足跡が点々と続き、ハクビシンやアライグマは手のひらのような形をした足跡を残します。

屋根裏のホコリの溜まった場所や、通気口の周辺をよくチェックしてみましょう。

夜間の足音チェック

多くの屋根裏に住み着く動物は夜行性です。そのため、夜になると活発に動き回り、足音や物音を立てることがあります。

夜間に屋根裏からガサガサと音がする場合、動物が侵入している可能性が高いです。

  • 小刻みな足音:ネズミの可能性が高い。
  • ドスドスと重い足音:ハクビシンやアライグマの可能性。
  • 飛び跳ねるような音:イタチが走り回っている可能性。
  • 羽ばたく音:コウモリが潜んでいる可能性。

こうした音が聞こえたら、侵入経路を探し出し、適切な対策を講じる必要があります。

臭いの有無

動物が屋根裏に住み着くと、特有の獣臭が発生します。フンや尿が原因で、アンモニア臭のような強烈な臭いが漂うことがあります。

特にハクビシンやイタチは、同じ場所に排泄を繰り返すため、放置していると屋内にまで悪臭が広がることがあります。

また、動物の死骸が屋根裏にある場合、腐敗臭が発生することもあります。このような臭いを感じたら、屋根裏の点検を行い、早急に対策を取ることが必要です。

ポイント

屋根裏に動物が侵入しているかどうかを判断するには、まず侵入経路を特定することが重要です。

通気口や換気扇の隙間、壁のひび割れなど、さまざまな場所から動物は入り込んでいます。侵入しているかどうかを確認する方法として、フンや足跡のチェック、夜間の物音の確認、獣臭の有無を調べることが効果的です。

屋根裏の動物被害を防ぐためにも、定期的な点検と早めの対策を心がけましょう。

屋根裏への侵入を防ぐ対策

屋根裏 動物

屋根裏に動物が住み着くと、騒音や悪臭、家の損傷などさまざまな被害をもたらします。

しかし、一度追い出しても侵入経路がそのままだと、再び戻ってくる可能性があります。そのため、動物が入れない環境を作ることが重要です。

ここでは、屋根裏への侵入を防ぐための具体的な対策について解説します。

侵入経路をふさぐ方法

動物の侵入を防ぐには、まず出入り口を完全に塞ぐことが必要です。

屋根裏には小さな隙間や通気口が多く、そこを通って動物たちは入り込んでしまいます。しっかりとした対策を行い、侵入を防ぎましょう。

金網や防獣ネットを設置する

屋根裏の通気口や換気口は、湿気を逃がすために必要ですが、そのままにしておくと動物たちの侵入口になってしまいます。そこで、金網や防獣ネットを設置し、侵入を防ぐことが有効です。

  • 通気口や換気口にはパンチングメタルを使用する

    パンチングメタルは、頑丈な金属製の板に細かい穴が開いたものです。これを取り付けることで、通気性を確保しながら動物の侵入を防ぐことができます。

  • 壁の穴やひび割れには害獣侵入防止パテを使用する

    小さな隙間からでも動物は入り込めるため、壁や天井のひび割れは放置しないようにしましょう。害獣侵入防止パテは柔軟性があり、乾燥すると固まるので、小さな隙間をしっかり塞ぐことができます。

隙間を完全に塞ぐ

動物はわずかな隙間があれば侵入することができます。それぞれの動物が通れるサイズを知っておくと、どのような対策が必要なのかがわかります。

  • ハクビシンは8cmの穴があれば侵入可能

    ハクビシンは意外と細身で、思った以上に小さな穴から入り込むことができます。特に、屋根と壁の隙間や換気口の周辺には注意が必要です。

  • ネズミは2cmの隙間があれば侵入可能

    ネズミは非常に小さな隙間から侵入します。わずか2cmの穴でも簡単に通り抜けるため、壁や床の隙間、配管の周りなどを重点的にチェックし、防獣シール材などでしっかり埋めておきましょう。

  • 壁の亀裂や屋根の隙間は防獣シール材で補修

    壁のひび割れや屋根の隙間は放置すると拡大しやすいため、防獣シール材を使って修復しましょう。特に、屋根の端や雨どい周辺は動物の侵入口になりやすいので、念入りに確認することが大切です。

忌避剤を活用する

侵入経路を塞いだ上で、さらに動物が寄りつかないように忌避剤を活用するのも効果的です。動物は特定の音や臭いを嫌がるため、それらを利用して追い払うことができます。

超音波発生器を設置する

超音波発生器は、人間には聞こえない周波数の音を出すことで、動物を寄せ付けない効果があります。

ネズミやコウモリに特に有効で、屋根裏に設置することで、侵入を防ぐことができます。ただし、動物によっては慣れてしまうこともあるため、定期的に設置場所を変えるのがポイントです。

獣よけスプレー(カプサイシン・ハーブ系)

動物たちは嗅覚が非常に敏感です。そのため、カプサイシン(唐辛子の成分)やハーブの強い香りを含んだスプレーを使用すると、侵入を防ぐことができます。

屋根裏や通気口の周りに散布することで、動物が嫌がって近寄らなくなります。

オオカミ尿(ウルフピー)

オオカミはネズミやアライグマ、ハクビシンなどの天敵にあたるため、その尿の匂いを利用した忌避剤が市販されています。

動物たちは本能的にオオカミの存在を恐れるため、屋根裏や侵入しやすい場所に設置することで、効果的に追い払うことができます。

動物のエサ場をなくす

動物が屋根裏に住み着く理由の一つに、「エサが近くにあること」が挙げられます。つまり、エサになるものを取り除くことで、動物の侵入を防ぐことができます。

庭やベランダの食べ残しを放置しない

庭やベランダに残った食べ物の匂いが、動物を引き寄せる原因になります。特にハクビシンやアライグマは雑食性で、果物や野菜などを好んで食べます。

食べ残しはすぐに片付け、エサ場を作らないようにしましょう。

ペットフードや生ゴミを外に置かない

屋外にペットフードを放置すると、それを狙って動物が集まってしまいます。

また、生ゴミの匂いも動物を引き寄せるため、ゴミの管理は徹底することが大切です。蓋付きのゴミ箱を使用するか、夜間は屋内に保管するなどの対策を取りましょう。

ポイント

屋根裏に動物が侵入するのを防ぐには、まず侵入経路をしっかりと塞ぐことが重要です。

通気口や換気口には金網を設置し、壁のひび割れや隙間を補修して、動物が入り込む隙をなくしましょう。

さらに、忌避剤を活用して動物を寄せ付けない工夫をすることで、より効果的な対策になります。また、エサ場を作らないことも大切です。食べ残しや生ゴミの管理を徹底し、動物を引き寄せないようにしましょう。

これらの対策を組み合わせて実施することで、屋根裏の動物被害を防ぎ、快適な住環境を維持することができます。

屋根裏の動物駆除は自分でできる?業者に依頼すべき?

屋根裏 動物

屋根裏に動物が住み着いてしまうと、騒音や悪臭、建物の損傷といった被害が発生します。

そのため、早急に駆除しなければなりません。しかし、駆除には「自分でできるもの」と「専門業者に依頼したほうがいいもの」があります。ここでは、それぞれの対策について詳しく解説します。

自分でできる対策

自力で駆除できるケースもありますが、動物の種類によって対策が異なります。自分で対応する場合、動物の特性に合った方法を選びましょう。

ネズミ対策:粘着シートや捕獲器の設置

ネズミは繁殖力が強く、すぐに数が増えてしまいます。早めの対策が重要です。自分で駆除する場合は、粘着シートや捕獲器を活用しましょう。

  • 粘着シート:ネズミの通り道に設置すると、動きを封じ込めることができます。ただし、複数枚を広範囲に設置することが必要です。
  • 捕獲器:箱型のトラップを使用すると、生け捕りにして外へ放つこともできます。できるだけネズミの通り道やフンがある場所に設置しましょう。

また、食べ物を放置しない、ゴミをしっかり密閉するなど、ネズミが寄りつかない環境を作ることも重要です。

ハクビシン・アライグマ対策:光や音での撃退

ハクビシンやアライグマは夜行性で、暗くて静かな場所を好みます。そのため、屋根裏に強い光を当てたり、音を鳴らしたりすることで追い払うことが可能です。

  • 強い光を当てる:害獣対策用のLEDライトやストロボを設置すると、動物が驚いて逃げることがあります。
  • 音での撃退:超音波発生器やラジオの音を流すのも効果的です。ただし、動物によってはすぐに慣れてしまうため、定期的に設置場所や音の種類を変えるとよいでしょう。

イタチ対策:強い臭いの忌避剤を使う

イタチは嗅覚が発達しており、強い臭いを嫌います。そのため、忌避剤を使うことで、侵入を防ぐことができます。

  • カプサイシン入りの忌避剤:唐辛子由来の成分を含むスプレーは、イタチが嫌がる臭いを発するため効果的です。
  • 木酢液やハーブ系スプレー:木酢液やミント系のスプレーも、イタチの撃退に役立ちます。

ただし、忌避剤は効果が持続しないことがあるため、こまめに散布する必要があります。

自分での駆除が難しいケース

すべての動物が自力で駆除できるわけではありません。以下のような場合は、無理に対処しようとせず、専門業者に依頼するのが賢明です。

鳥獣保護法により勝手に駆除できない動物

ハクビシン・アライグマ・イタチなどは「鳥獣保護法」の対象となっているため、勝手に捕獲・駆除を行うことは禁止されています。

許可を得ずに捕獲すると、法律違反になることもあります。専門業者に依頼すれば、適法に駆除を行うことができます。

複数の動物が侵入している場合

屋根裏にいるのが1種類の動物とは限りません。例えば、「ネズミとハクビシン」や「イタチとアライグマ」のように、複数の動物が同時に侵入していることもあります。

このような場合、自力で対応するのは難しくなります。それぞれの動物に適した対策を取る必要があるため、専門知識を持つ業者に依頼するのが安全です。

巣が屋根裏の奥にある場合

屋根裏の奥深くに巣が作られてしまっていると、素人では対応が困難になります。

特にフンや尿が大量に堆積している場合、そのままにしておくと衛生面での問題が発生します。悪臭やダニ・ノミの発生源となるため、徹底的な清掃が必要です。

専門業者に依頼すれば、駆除だけでなく、清掃・消毒まで対応してもらえます。

害獣駆除業者に依頼するメリット

自分での駆除が難しいケースでは、専門業者に依頼するのが最も確実な方法です。業者に頼むことで得られるメリットを紹介します。

安全かつ確実な駆除が可能

動物によっては攻撃的なものもいるため、自分で駆除しようとして逆にケガをするリスクがあります。

専門業者は、適切な方法で安全に駆除を行うため、危険を回避することができます。また、業者は経験豊富なため、再発しないように適切な処置を施してくれます。

再発防止対策をセットで行ってくれる

害獣を駆除するだけではなく、再び侵入されないように対策を取ることも重要です。業者に依頼すれば、以下のような再発防止策を実施してもらえます。

  • 侵入経路の封鎖(金網の設置、防獣パテの使用)
  • 屋根裏の消毒・清掃(フンや尿の除去、除菌作業)
  • 定期点検・メンテナンス(再発の有無をチェック)

これらの対策を徹底することで、害獣被害を長期的に防ぐことができます。

害獣駆除の法律に従った適切な対応ができる

ハクビシンやアライグマなど、法律で保護されている動物を勝手に駆除することは違法となります。専門業者に依頼すれば、許可申請を行った上で、法律に則った適切な方法で駆除してもらえます。

ポイント

屋根裏に侵入した動物の駆除は、自分でできるケースと業者に依頼すべきケースがあります。

ネズミやイタチの初期対策なら自分で行うことも可能ですが、複数の動物がいる場合や巣が奥深くにある場合は、専門業者に頼むのが安心です。

業者に依頼すれば、安全かつ確実な駆除ができるだけでなく、再発防止策までセットで対応してもらえます。屋根裏の動物被害に悩んでいる場合は、早めに対策を取ることが大切です。

福岡県内・佐賀県東部・山口県西部の
「害獣駆除」ならお電話1本で駆け付けます!
0120-640-551

【関連記事】
こんな方法があったのか!屋根裏のイタチを自分で追い出す4つの方法
夜に屋根裏で音がする!?なんの動物なのかチェックする方法
屋根裏に何かいる!?潜んでいる動物の特定方法と撃退法

まとめ:屋根裏の動物対策は侵入経路の封鎖がカギ!

屋根裏 動物

屋根裏に動物が住み着いてしまうと、騒音や悪臭、建物の損傷など、さまざまな被害が発生します。こうした被害を防ぐためには、動物が屋根裏に入り込む前に対策を講じることが何よりも重要です。

そのためには、まず侵入経路を特定し、しっかりと封鎖することが必要になります。

動物たちはわずかな隙間でも侵入するため、屋根裏や壁の通気口、換気扇の隙間、屋根の継ぎ目などを細かくチェックし、金網や防獣シール材を使って確実に塞ぎましょう。

また、屋根裏にエサ場を作らせないよう、庭やベランダの食べ物の管理を徹底することも大切です。

駆除については、自分で対策できる場合もありますが、動物の種類や被害の状況によっては専門業者に依頼するのが賢明です。

特に、法律で保護されている動物の駆除や、大量のフンや尿が堆積しているケースでは、プロの技術と知識が必要になります。

屋根裏の動物被害を放置すると、状況は悪化する一方です。早めの対策が肝心なので、屋根裏から物音が聞こえたり、異臭がする場合はすぐに調査を行いましょう。

もし自分で対応が難しいと感じたら、専門の害獣駆除業者に相談するのが安心です。屋根裏の安全を守るためにも、適切な対策を講じ、快適な住環境を維持していきましょう!

 

「あい営繕」のお客様:屋根裏動物駆除の口コミ

口コミ
実家のイタチ駆除で沢山ある業者の中から何処にしたら良いか悩んでいた時、友人の親戚がアライグマの駆除をあい営繕さんでお願いした話を聞き、紹介していただきました。 早速電話をするとその日のうちに調査、見積もりをしていただき、状況を画像を見ながら詳しく説明していただきました。金額も高額な事は承知していましたが、納得の上でお願いする事にしました。

口コミ
北九州市若松区にてコウモリ駆除して頂きました。 約1週間の施行期間にて、コウモリの追い出し、フンの片付け、侵入口の封鎖、断熱材の交換、殺菌消臭等を行ってもらいました。費用は少々掛かりましたが害獣駆除など自分で出来るわけもないので、依頼して良かったと思います。 

口コミ
知り合いの方から、あい営繕さんのことを知り電話をしたところ、受付の女性が、こちらの状況を大変丁寧に聞いて下さって、ひとまず安心な気持ちになりました。 調査の方も、正確な間取り図を描き家の外回りと内と隅々まで調べてくれアライグマとイタチの侵入口を見つけてくれました。

口コミ
イタチ駆除でお世話になりました。古い家で対応に手間がかかり面倒だったと思いますが、汗だくになり施工していただき感謝しています。イタチには長年悩まされていましたが、相談した建設会社さんから専門家に相談した方が良いと言われ色々調べてあい営繕さんを知りました。見積りをお願いするのもかなり不安がありましたが、すぐに社長さんから連絡があり、見積りや検討時間とこちらの都合に合わせて対応していただき、予想より高額にはなりましたが加盟団体や資格、保証内容からお願いすることにしました。終わって保証書もいただき、何かあれば安心してまたお願いできると思っています。施工後たまにコトコトと音がしていますが、侵入される事はなく快適に過ごせて、もっと早くにお願いすれば良かったと思っています。

口コミ
アライグマの侵入口封鎖と、天井裏の殺虫、除菌、消臭を対応いただきました。 夜中に人の足音のような音がしたため始めは泥棒かとおびえてしまいました。外から見たところ、アライグマが屋根の上にいるところをちょうど動画に撮れたため役所に相談。何らかの対策をすることに決め、あい営繕さんにたどり着きました。

口コミ
八幡西区でアライグマ駆除と侵入防止工事をお願いしました。 天井で人がいるような物音が聞こえるようになり、不安に思っていたところ、帰省中の息子があい営繕さんを見つけてくれました。 電話での対応は、社長さんがよく話を聞いて下さり、すぐに調査の方が来て下さいました。細かいところまで丁寧に見て頂き、アライグマがいることがわかりました。

口コミ
小倉南区でアライグマ、イタチの侵入防止工事をお願いしました。家にいると壁伝いに動物の鳴き声が聞こえたり、外の戸袋が荒らされていてそこから天井裏に入ったような痕跡があり不安な日々が続いていたので、まずは見積りをお願いしたのですが、とても丁寧に時間をかけて侵入口の確認、説明をしていただき、見積りしていただきました。

口コミ
とても丁寧で、ご説明もしっかりしていただき、 調査、工事を安心してお任せできました。 家もこれで無事、安心です。ありがとうございました。

口コミ
大変お世話になりました。仕事のスピードの早さには 驚きました。

口コミ
実務工数から計算すると、決して安い金額ではないが、特殊技術・保証期間等から納得した。

口コミ
価格の事はまったく分からないので当初は相見積もりをしょうかと思ってました。 貴社に電話したところ、対応の早さに誠意を感じ、即、お願いしました。

口コミ
屋根裏の状況をテレビで見ることが出来、大変分り易かったです。 あっという間に1Fの図面が出来上り、びっくりしました。 施工担当者も信頼出来ました。

口コミ
見積り、施工とも来ていただいた方皆様とても感じがよく、丁寧に対応やお仕事をしていただいたと思います。 進入口も見つけてふさいでもらって安心しました。 両日と暑い中の作業でしたが、最初と最後のご挨拶をいただくときはきちんと会社のユニフォームに着がえられてとても好感がもてました。 見積もりで来てもらった島村さんには、気にかけていただき施工日に寄ってもらい、本当に1件1件真摯にお仕事されているんだなと思いました。ご近所で同じようなことがあれば、ご紹介できる方々でした。ありがとうございました。

口コミ
先日は、暑い中アライグマ駆除工事で大変お世話になりありがとうございました。 見積り時にカメラで現状を撮って頂き、侵入口や天井裏を実際に見る事が出来、施工後もカメラで収め工事の前後の写真を資料として送って頂きとてもわかりやすかったです。 丁寧に仕事して頂き安心する事が出来ました。

口コミ
酷暑と悪天候の中、お疲れ様でした。 梅雨明けも間近で夏本番を無化ますが、体調管理にくれぐれもご自愛ください。

 

最後に.
こんにちは、福岡県の害獣害虫駆除業者で株式会社あい営繕 代表の岩永と申します。 私はしろあり防除施工士・蟻害・腐朽検査士の資格があり、害獣駆除業界でかれこれ40年位います。弊社は公益社団法人日本しろあり対策協会公益社団法人日本ペストコントロール協会に籍を置き業界の技術力向上やコンプライアンスの徹底にこだわり仕事しています。もし害獣害虫駆除でお困りのことがありしたら、些細なことでも構いません。お電話頂ければ誠心誠意お答えいたします。この記事があなた様のお役に立ちましたら幸いです。

【関連記事】公益社団法人日本ペストコントロール協会とは?

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

害獣駆除は、施工後 3年保証!!
再発予防、 再発防止策を施し害獣の侵入を完全封鎖!

施工後3年以内に、 再発した際には、 責任をもって駆除させていただきます。
弊社ご提案の作業を実施した場合に限らせていただきます。
シロアリ駆除は、施工後

5年保証!!
シロアリ対策を行った後に再発したらどうしよう… そんな不安は、あい営繕なら大丈夫!

技術に自信があるからの5年保証です。
シロアリ駆除依頼はあい営繕へ!
相見積もりも大歓迎です。
あい営繕は害虫害獣

駆除技術協会の正会員!
(公社)日本ペストコントロール協会加盟業者とは?

あい営繕はベスト (害虫やさまざまな有害生物) をコントロール (管理・制御) を目的に、 害獣防除事業の推進に必要な情報の収集やベストコントロール技術者の養成などを行う協会の正会員で常に最新の情報を基に業務を行っております。

害獣駆除 あい営繕

屋根裏の害獣、その正体を見極める!

屋根裏の害獣夜に屋根裏で音がする!?なんの動物なのかチェックする方法
屋根裏に住み着いた動物……害獣ということになりますが、それらのほとんどは夜行性です。そのため、住んでいる人が夜寝る時になってその存在に気付く方が多いんですね。「屋根裏に何かいる?」と思ったとき、それを確かめるにはどうしたらいいのでしょうか。


屋根裏の害獣屋根裏に何かいる!?潜んでいる動物の特定方法と撃退法
屋根裏は閉鎖された空間ですが、害獣が入り込む場合があります。わずかの隙間でも侵入してしまいます。屋根裏に侵入する小動物で多いのがイタチ、アライグマ、ハクビシン、ネズミ、コウモリ、などが多いのですが、西日本では圧倒的に【イタチ】が多いです。


屋根裏の害獣【屋根裏】天井裏からドタドタ、ガタゴト、その動物の正体は?
夜中に天井裏から「ドタドタ」「ガタゴト」と走り回るような音がしたことありませんか?そのような音がした時は、なにかしらの害獣が住み着いているかもしれません。ほとんどの害獣は夜行性なので、夜寝るときになってその存在に気付くケースが多いんです。


屋根裏の害獣「屋根裏に動物がいる?」|自分で見分ける方法と駆除について
寝ていると、突然天井から「ドタドタドタ…」という物音が。「屋根裏に何かがいる!」と思うと不安だし、騒音で夜も眠れませんよね。本記事では「屋根裏動物が何かいる」をテーマに「屋根裏に侵入した動物を見分けるポイント」や同じく「屋根裏に侵入した動物を自分で駆除する方法」についてまとめています。


屋根裏の害獣天井のシミ・臭いの原因は?動物がいる場合の対処法もご紹介!
「天井にシミがあるし、なんか臭いもする…。何が原因なんだろう」「天井のシミと臭いは動物のせいかな。でもどう対処すればいいんだろう?」といったお悩みはありませんか?こちらのページでは、「天井のシミ・臭い」の考えられる原因(動物)と対策をメインにまとめてあります。


屋根裏の害獣天井裏や床下に侵入する害獣の侵入口封鎖方法事例紹介
害獣駆除業者の”あい営繕”です。福岡県内全域と山口県下関市周辺を対応エリアで、ネズミ・イタチ・アライグマなど日々屋根裏の動物侵入問題を解決させて頂いています。

イタチ駆除の関連記事→

アライグマ駆除の関連記事→

ハクビシン駆除の関連記事→

コウモリ駆除の関連記事→

テン・オコジョの関連記事→

 

このページをご覧の貴方へ
あい営繕代表の 岩永靖弘です。
害虫・害獣駆除を通して、いかにしてお客様に満足いただけるかを考えながら、サービスの質を高めていくことをスタッフ一同考えて行動してきました。この記事をご覧いただいた方で、害虫・害獣駆除についてお悩みであれば、相見積もりでも構いませんので、気軽にご相談連絡おまちしています。
相見積もり・ご相談は
お近くの店舗へ気軽にどうぞ
(株)あい営繕 本店(北九州市)
〒803-0825 福岡県北九州市小倉北区白萩町5-20
TEL:0120-640-551

 

(株)あい営繕 福岡店(福岡市)
〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目5-28 博多偕成ビル 2F
TEL:092-477-2583

 

(株)あい営繕 筑豊店(鞍手郡)
〒807-1315 福岡県鞍手郡鞍手町弥生2丁目49
TEL:0120-640-551

 

(株)あい営繕 下関店(山口県下関市)
〒752-0973 山口県下関市長府中之町2−8
TEL:0120-640-551

 

屋根裏の害獣駆除
福岡 北九州 下関のシロアリ駆除・害獣駆除はあい営繕へ
アイちゃん

調査・見積無料!

タイトルとURLをコピーしました