こんにちは。ハクビシン駆除業者の株式会社あい営繕です。
今日は「ハクビシンが屋根裏に住み着いてしまったら…」というテーマでお話します。
近年、ハクビシンによる獣害のお問い合わせが非常に増えています。
ハクビシンは、主に屋根裏に住み着き騒音や糞尿による被害をもたらす動物です。
この記事では、ハクビシンの生態や被害の内容、駆除方法について詳しくご紹介します。
ハクビシンかどうか分からないけど、屋根裏の物音でお困りの方は弊社サイトの【イタチ駆除】のページをご覧ください。
目次
ハクビシンの生態・特徴
まずはハクビシンの生態や主な特徴について詳しく見ていきましょう。
ハクビシンは屋根裏(天井裏)が好き
ハクビシンは主に屋根裏(天井裏)に住み着く害獣です。
屋根裏はハクビシンに限らず、ネズミやイタチなど多くの害獣が住み着いてしまう箇所となっています。
雨風を凌げ断熱性があり、外敵の来る心配のない屋根裏は多くの害獣たちに好まれる環境となってしまっているのです。
ハクビシンは雑食で何でも食べる
ハクビシンは雑食性で、果物や野菜などの他にも昆虫や小動物、鳥類なども食べてしまいます。
農作物や生ゴミなどは特に被害に遭遇しやすいです。
ハクビシンは顔に似合わず獰猛な性格のため、ペットを飼育している家庭では襲われないように注意しましょう。
ハクビシンは夜行性
ハクビシンは夜行性で、昼間に外で見かけることはほとんどありません。
夜間、人間が寝ている間に屋根裏で盛んに活動するためハクビシンによる騒音が睡眠妨害といった被害をもたらすこともあります。
ハクビシンは繁殖力が強い
ハクビシンは雑食なこともあり非常に生命力のある害獣です。
繁殖力も強く、生後10ヶ月から妊娠可能で妊娠期間は二ヶ月ほど。
一度住み着いたらあっという間に繁殖してしまい、駆除するのに非常に苦労を強いられます。
ハクビシン被害は早めの対処が必要です。
ハクビシンは学習能力が高い
ハクビシンは学習能力が高く、不十分な追い出し方では何度でも繰り返し戻ってきてしまいます。
ハクビシンを完全に追い出しまた再度侵入を防ぐというのは、プロでなければ難易度の高い作業です。
屋根裏に住み着いていたハクビシンが、追い出し不十分により倉庫や床下に移動してしまうといったケースもあります。
ハクビシンによる被害にはどんなものがあるの?
ハクビシンによる被害の代表的なものに、以下のような被害があります。
夜行性のハクビシンによる騒音被害
ハクビシンによる被害で最も多いのが騒音による被害です。
ハクビシンは屋根裏に住むことが多く、夜行性のため人間が寝静まる夜間に騒音を立てて活動します。
一匹だけの場合はさほどでもありませんが子供を産んで繁殖するとかなりの騒音となり、ハクビシンが動き回る音や鳴き声などから不眠・睡眠不足に悩まされるケースも少なくありません。
ハクビシンが断熱材を剥がす、配線を噛みちぎるなどの被害
ハクビシンが屋根裏の断熱材を剥がして巣材に使ったり、配線を噛みちぎったりしてしまうなどの被害もあります。
断熱材がボロボロになるとリフォームによる交換を余儀なくされてしまったり、配線に被害が出ると最悪の場合火災の発生の原因になってしまったりする可能性があるため注意が必要です。
ハクビシンの糞尿による家屋へのダメージとダニなどの被害
ハクビシンは「ため糞」という、決まった場所に排泄する修正があります。
放っておくと溜まった糞尿からダニや寄生虫が湧いたり天井から糞尿が漏れてくる、天井の素材が腐食してしまうなどの深刻な被害に発展してしまうので注意しましょう。
またハクビシンが食べた果物や野菜、小動物の死骸などが溜まり、ウジや寄生虫などが発生するという被害もあります。
ハクビシンが屋根裏に住み着いているかを見分ける方法
ハクビシンが屋根裏に住み着いているかどうかを見分けるサインはいくつかあります。
天井からドタドタと大きな物音がしたり、天井裏に巣のようなものが作られていたりしたら危険なサインです。
他にも犬の糞と同じくらいの大きさの糞が一箇所に溜まっている場合や、天井から雨漏りのようなもの(おしっこ)が漏れてきている場合もハクビシンが住み着いてしまっているとみていいでしょう。
ゴミを置いている場所や農作物が荒らされているなどの被害がある場合は、ハクビシンに限らずイタチやアライグマなどの害獣が発生している可能性がありますので気をつけましょう。
ハクビシンが屋根裏に住み着くのを防ぐ方法
ハクビシンが実際に屋根裏に住み着いてしまった場合、追い出し・駆除などの対策が必要です。
ここでは、ハクビシンが住み着かないようにする対策とハクビシンが住み着いてしまった場合の駆除や追い出しの方法についてご紹介します。
ハクビシンを自分で駆除するのは難しい
ハクビシンは「鳥獣保護法」という法律により許可なく捕獲や駆除をすることができない動物です。
自治体によっては許可が出ているケースもありますが、罠や狩猟道具を使い適切に捉えるのは非常に難易度が高いです。
ハクビシンが一度住み着いてしまったら対処をするのは厄介なので、まずはハクビシンに住み着かれないような環境作りをすることが大切です。
ハクビシンの餌となる生ゴミなどを放置しない
ハクビシンは何でも食べる雑食動物ですが、生ゴミやペットフードなどが乱雑に置かれている家庭は特に被害に遭遇しやすいです。
他にも、農作物を育てている場合はハクビシンに狙われないよう対策するようにしましょう。
雑草などを刈り取り清潔な環境づくりをする
雑草や落ち葉などが生い茂る環境は、ハクビシンにとって絶好の住処になりえる場所です。
ハクビシンは警戒心が強く、隠れ蓑になるものがたくさんある環境を好むためです。
庭や側溝、用水路などはこまめに掃除をし見通しのよい清潔な環境を保つようにしましょう。
ハクビシンの嫌がる臭いで撃退
自宅を綺麗にしていても周辺の住宅にハクビシンの被害が出た場合は、逃げ込み先としてハクビシンに住み着かれてしまう可能性があり危険です。
ハクビシンは嗅覚が優れているため、苦手とする臭いで撃退できることがあります。
天敵のオオカミの尿や唐辛子などの刺激物の匂いは、ハクビシンを追い払う効果があるとされています。
また、木酢液という液体から自分でハクビシンの忌避剤を作ることも可能です。
木酢液の匂いは多くの動物が嫌がる匂いでハクビシン以外にもアライグマや野良犬、野良猫対策にも効果があるといわれています。
ホームセンターなどで簡単に手に入りますので、害獣侵入による被害がある方は一度試してみてください。
ハクビシンの侵入口を徹底的に塞ぐ
ハクビシンが家に入ることを防ぐことができれば被害に遭うこともありません。
特に屋根裏への経路を防ぐことは大切です。
屋根裏の穴の隙間を埋めたり、屋根裏への侵入経路を断ったりします。
屋根の近くに木が生えている場合は、ハクビシンが木を伝って屋根裏に侵入してしまう可能性がありますので木を剪定、伐採したり、カバーを付けたりするなどして対策しましょう。
まとめ:屋根裏に住み着いたハクビシンの駆除はプロの業者におまかせしよう
屋根裏に住み着く害獣ハクビシンの特徴・被害の内容・対処法についてご紹介しました。
ハクビシンは一度住み着くと驚くべき速さで繁殖し、あっという間に被害が拡大してしまいます。
騒音などの不快感だけでなく、糞尿による家屋へのダメージやダニなどの被害は深刻です。
まずはハクビシンが家に住処を作らないように庭や側溝など家屋の周辺を清潔に保ち、餌となるものが放置されることのないようにしましょう。
近くでハクビシンの被害を確認したら忌避剤による対策も視野に入れると良いでしょう。
もしハクビシンが家に巣を作ってしまったら、早めに駆除することを強くオススメします。
ハクビシンは知能が高く、専門知識がなければ完全に追い出したり駆除するのが難しい動物です。
加えて鳥獣保護法により保護されているため、勝手に捕獲をしたり駆除したりすることができません。
私たちプロの業者であればハクビシンの捕獲・駆除を行うだけでなく、侵入口の封鎖やハクビシンの糞尿の処理まで請け負うことが可能です。
ハクビシンによる家屋の断熱材や天井の素材の腐食、ダニや寄生虫の発生などの二次被害に拡大すると修復までに莫大な費用がかかってしまうこともありますので、早めの対応を心がけましょう。
もしご家庭での対策が難しいのであれば、ハクビシンをはじめとした害獣駆除実績多数の「あい営繕」にお任せください。