シロアリ予防消毒は何年おきに必要?

シロアリが発生する前に行う予防消毒は何年おきにした方がいいのですか?という質問をいただくことがあります。費用を抑えて家の維持管理を行おうとするなら定期的に予防消毒をした方がベストです。シロアリがいないのに悪徳業者に「シロアリがいるから今すぐ駆除しなきゃいけない」と言われて慌ててシロアリ駆除を検討するより、自分で日時を決めて定期的に予防消毒をした方が良さそうです。目安は何年位でしょうか?

福岡県春日市でシロアリ予防消毒

本日はシロアリ予防消毒を春日市で施工させて頂きました。こちら様はこれまで定期的にシロアリの予防消毒を実施しておられるお客様で、今回は見積金額が安くて消毒の施工もしっかりとやってもらえそうな会社をと、各社のホームページをインターネットで見て比較検討をしておられたお客様でした。

お客様は「白あり業者は近くにもあるけど」と言われながら、弊社にシロアリ消毒の見積をご依頼頂いた理由は「シロアリ駆除の様子を詳しくブログで掲載しているので信頼できそうな気がした」とのことでした。大変有難うございます。

今回こちらのお客様があい営繕を選んで頂いた理由はこれでした。

①シロアリ駆除や予防消毒の施工の経験が長いということで安心できる。

②施工金額が他社と比べてもかなり安い。

③(株)あい営繕は福岡市南区に福岡店があるので電話させてもらいました。

という事で春日市のお客様です。どうも有難うございます。

 

シロアリ予防消毒は5年毎に必要

シロアリ消毒は被害の無いうちに5年毎にするのが良いというのはよく聞く話です。では何故5年毎にする必要があるのでしょうか?

使用薬剤の問題

筆者が35年前に初めてシロアリ駆除業者として働きだしたころは「クロルデン」という薬剤が主流でした。この薬剤の効果の年数と言えば10年や20年は十分に効果が見込めるというものでした。

逆に言うとこの薬剤は、水に溶けにくい性質があったので長い間土壌に残り過ぎるという環境汚染問題と変わってきました。飲料水に使用する井戸水への流入で匂いの問題や、河川への汚濁の問題や、魚介類の体内への蓄積の問題があったために1,986年9月に使用禁止となりました。

その後有機リン系の薬剤が主流となりシロアリ駆除作業に従事する私どもは月に一回、コリンエステラーゼの検査を病院で受けていました。しかし、その有機リン系もシックハウス症候群の要因ともなり得るということで1,997年あたりから新聞やメディアでも段々と敬遠され始めて2,003年にはこちらも使用禁止となりました。

こうしたシロアリ駆除剤として薬剤の変更が行われながら、現在は高い安全性が求められて水に溶けやすくなっています。水に溶けやすいということはシロアリに対する有効成分の効果がこれまでのシロアリ用薬剤と比べるとうすれるのが早いということです。この為に分解されて効果がなくなるのが5年となっています。

シロアリ予防は安い費用で済む

シロアリ被害の対象となる場所は床下や壁、そして天井裏ということで普段私たちが目にしない場所です。しかし、同時にその場所は家の躯体となる大変重要な場所です。そうした場所にシロアリの被害を受けると場合によっては、シロアリ駆除だけでなく広範囲の改築を余儀なくされるという場合もあります。

そうした大きな被害となる前の転ばぬ先の杖とお考えいただいて予防での消毒が必要であり私どもシロアリ業者がお勧めする理由です。

本日のシロアリ予防消毒の施工の様子

土壌処理

床下は台所の床下収納庫より入ります。そして床下のコンクリート部分や木部に白ありが家に入らないように薬剤を吹き付けます。薬剤は日本しろあり対策協会の認定薬剤のグレネードMCです。そして配管が入っている周辺は特に念入りに処理をします。

床下は台所の床下収納庫より入ります。そして床下のコンクリート部分や木部に白ありが侵入しないように薬剤を吹き付けます。薬剤は日本しろあり対策協会の認定薬剤のグレネードMCです。そして配管が入っている周辺は特に念入りに処理をします。

床下がコンクリでも土壌処理を行います

他のお客様でしろあり消毒をしない方のご意見として多いのが「うちは床下がコンクリートだから白ありは付かない」です。コンクリートだからシロアリは付かないと思っておられるのです。でも、5月や6月7月位に、ハネアリが出て白ありの駆除依頼を頂く方のほとんどが床下ベタコンのお宅様です。床下がベタコンでも土壌処理が必要なのです。

シロアリ駆除のご依頼をいただくほとんどの方が、「うちは床下がベタコンだからシロアリは付かないと思っていた」と、口を揃えておっしゃいます。ベタコンでもシロアリが入ります。

玄関の土間と壁の処理

玄関のタイル部分の目地に小さい穴を開けて薬剤を注入します。玄関は白ありが発生しやすい場所です。風呂場に次ぐ被害の出やすい箇所です。玄関部分のシロアリ消毒をやっていなかったばかりにシロアリが入ってしまったという例もたくさんありますので玄関部分は念入りにシロアリ消毒の必要があります。

 

ドアの枠木周辺のタイル目地や土間部分の処理

開口した玄関の土間に薬剤処理

玄関薬剤注入 

同じように薬剤注入

玄関薬剤注入

6ミリのビットで穴を開けた箇所にはセメントを詰めて修復しますのでほとんど目立ちません。本日のお客様にも「タイルが小さく欠けることがあります」と説明していましたが、シロアリ予防消毒の施工後ご主人様は「殆どわからんね」と言って頂いています。

玄関の壁内にも薬剤注入の為に4ミリで開口

 

そこへ薬剤注入

こうすることでシロアリが今後5年間侵入してこれない床下環境が5年間維持できますので5年保証を行わせて頂きます。ただ、厳密に言えば薬剤を注入したこの瞬間から有効成分は段々と減っていき5年後にはほとんどなくなります。5年後には再消毒が必要となる理由です。

シロアリ予防の施工金額とその後の保証

15坪までは基本料金

シロアリ予防の施工金額は15坪までは同一料金で行っています。本日施工の春日市のお客様での予防消毒は床面積が15坪未満でしたので基本料金のみと消費税8%で合計が64,800円でした。保証期間は5年です。本日より5年以内に白ありが再発生した場合は無料にて再消毒をさせて頂きます。

賠償保険付き保証と再消毒の保証

この白あり保険については、ホームページ本編上の「よくある質問」でも述べていますが、損害賠償の保険というのは損保会社の保険屋さんのことです。万一被害が再発生したとしてその保険を適用するしないや、どの程度の範囲や程度の修理を行うかは保険屋さんが決めることなのです。我々しろあり業者ではありません。

よくある質問はこちら

従いましてシロアリが再発生して建物に被害が出てしまっても、綺麗に修理してもらいたいという施主様の意向が全て反映されるとは限りません。何かにつけて修理費用は下げられるものです。場合によっては対象外となることもあります。

「雨漏りがして家の方の保守・管理がまずかったからシロアリが再発生した」や「建物の外側のウッドデッキからの白あり侵入なので保険の対象にはなりません。」とか、そんなことが結構多いのです。弊社は、それならばお金のかかる保険を外してその分を施工金額から値段を下げているという訳です。

※2018.005月現在は薬剤の変更等により保険付き保証としています。

シロアリ予防消毒後にいただいたおやつのコーヒー大福

調査見積をさせて頂いた日にお客様より「甘いものは食べれますか?」「これ食べてみませんか!」「物凄くおいしいから!」ということでコーヒー大福をごちそうになりました。あっさりとした甘味で物凄く美味しかったです。中には生クリームが少しだけ入っていて、これがまたまろやか~な味わいでした。

コーヒー大福1[1]

この美味しいコーヒー大福は春日市の須玖南にある’うさぎ屋’さんに売っているそうです。甘いのがお好きな方はご賞味されてみて下さい。美味しかったです。お客様ごちそうさまでした。これから5年間のお付き合い宜しくお願い致します。

まとめ

シロアリが発生してからの駆除となると、慌てて業者を探すことにもなるので心無いシロアリ業者に出会うこともあるかもわかりません。その点、自分で期間を5年であれば5年おきにと決めておいて予防での消毒を実施することをお勧め致します。施工の金額も抑えることが出来ますので、意外と安い費用で済むと思います。健全な家の維持管理の為にも定期的な予防消毒をご検討ください。