山口県長門市の「金子みすゞ記念館」に行ってみた

 


昨日、2012年5月6日(日)に山口県長門市で以前から何度か伺っているお客様の所へ、白蟻駆除とリフォームの件で打ち合わせに、K工務店のご担当様と小倉営繕サービスの岩永とで行って参りました。

打ち合わせが早めに終わり時間が少しできましたので、近くの「金子みすゞ」記念館に行って参りました。

昨年、民間の広告ネットワークのACジャパンのコマーシャルでよくやってた詩です。

金子みすゞ記念館ホームページ

山口県長門市の金子みすゞ記念館

金子みすゞさんのいくつもの作品のなか、私が好きな詩を二つご紹介させていただきます。

『こだまでしょうか』

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
 
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
 
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
 
そうして、あとで
さみしくなって、
 
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
 
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。

知っている方も多いと思います。このほかに私が好きなのは『大漁』の詩です。

『大漁』

朝燒小燒だ
大漁だ
大羽鰮の
大漁だ。

濱は祭りの
やうだけど
海のなかでは
何萬の
鰮のとむらひ
するだらう。

これは、一つのことでも生きているものと死んでいるもの、喜びと悲しみ、もっと言えば、。「あなたと私」で一つなのです。

このことに気づくと、自分中心のまなざしがちょっとゆらいで、ふっとやさしい気持ちになってきませんか。(金子みすゞ館館長様の言葉より)

私は早めの1時間位で見終わったのですが、「みすゞ」さんの26歳で亡くなるまでの年表があります。
それを、3回位じっくり、ゆっくり、読み返しながら見ていきたいです。感性豊かな「みすゞ」さんのことが伝わってきます。近いうちに必ず。

12万枚のモザイクアートで出来たみすゞさんのお顔

写真のみすゞさんは、一般の人のL版の顔写真を12万枚貼り合わせてできている、モザイクアートです!これにまた、びっくりです!

モザイクアートはみすゞ記念館の両側と、仙崎駅に向かって右側の郵便局と、仙崎駅にも飾ってありました。

長門市はこちらの金子みすゞ館の他にもたくさんの見どころがあります。

長門市のホームページ

アイちゃん

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