家に出る害虫の中でもひときわ危険なのがムカデです。
不快な見た目に高い攻撃力、素早い動きに手を妬いている人も多いのではないでしょうか?
弊社は害虫駆除を20年以上やっていまして、今回は害虫駆除業者の目線で「ムカデ駆除を自分でやる時におすすめのムカデ駆除アイテム」を紹介していきたいと思います。
どなたでも揃えられるように、Amazonに売っているものの中から選びました。
実際にムカデと遭遇したときはくれぐれのご注意ください。ムカデに刺されると大変な激痛となりますので、くれぐれも注意して下さい。
ムカデ駆除の市販商品にはどんなものがある?
ムカデ駆除の市販商品は大きく分けて2種類。
- ムカデの侵入を防ぐための商品
- ムカデが出たときに殺傷するための商品
ムカデは人間に危害を与えることもある非常に危険な害虫です。どちらか一方ではなく、万全を期して2種類とも揃えておくのがいいでしょう。
ムカデの侵入を防ぐタイプ
ムカデが建物や敷地に入ってくることを防ぐ、「罠・バリアー」の役割をもつ商品です。
あらかじめムカデが出そうな場所に撒いて使います。
- 毒餌
- 上を通った虫が死ぬ粉末
- ネズミホイホイのような物理的なもの
「ムカデが出てから倒す」ではなく、「ムカデが出る前に倒す・ムカデが出ないようにする」ことを重要視しましょう。それを実現するためには、これら「罠タイプ」のムカデ駆除商品を使用することが大切です。
ムカデを直接倒すタイプ
もしムカデが部屋や敷地内に出てしまったら、直接倒すしかありません。
直接倒す場合は、
- 殺虫スプレー(通常のもの)
- 殺虫スプレー(冷却タイプ)
を使用します。その他、
- 洗剤をかける
- 熱湯をかける
- 直接叩く
で倒す事もできます。
罠タイプの商品を使うことはもちろんとして、万が一のときのためにスプレーも用意しておきましょう。
ムカデは体力が多いので、殺虫スプレーの中でも強力なもの(ムカデ用・ゴキブリ用など)を選ぶのがおすすめです。
市販ムカデ駆除剤のおすすめはこれ!
ムカデ駆除に効果のある商品をご紹介。
Amazonに売っているものの中から紹介するので、お近くにホームセンターがない方でも一式揃えることが可能です。
ムカデ侵入対策におすすめ「ムカデ博士 粒状タイプ」
(画像:Amazon)
「ムカデ博士」は、あらかじめ家の周りや建物への侵入経路となりそうなところに撒いておくことでムカデの侵入を防ぐ、罠タイプの商品です。
あらかじめ撒いておくことでムカデの侵入を防ぐ商品は、「粒状(顆粒)タイプ」と「粉末タイプ」に分かれます。
粉末タイプだと風に吹かれて飛んでしまったり、雨でどこかに流れてしまったりする可能性があるため、ムカデ博士のような粒状タイプにしておくのがいいでしょう。
ムカデ博士は、殺虫成分の入った「粒(顆粒)」です。これを撒いておくと、その上をムカデが通った際にムカデの腹部にある気門を通して殺虫成分が行き届きます。
一瞬上を通っただけでは効きませんので、30cmくらいの幅で撒いていきましょう。ムカデだけではなく、ゲジゲジ、ヤスデ、フナムシなど、陸を歩く同型の虫についても効果が期待できます。
ムカデ博士は油性なので雨で薬剤が薄まることはないですが、雨で流される可能性はあります。できれば、上に屋根があるところに設置しましょう。
価格は10kgで約5,000円。10kgで約20坪の家に使用できます。
毒餌タイプなら「ムカデコロリ=ムカデホイホイ」
(画像:Amazon)
ムカデがとくに多い地域であれば、ムカデ博士と並行して毒餌剤を撒いておくのも有効です。毒餌剤でおすすめなのは「ムカデコロリ」。
俗に言う「ムカデホイホイ」の一種です。ここでは顆粒タイプをおすすめしていますが、形はなんでもよいでしょう。
ムカデコロリは、ムカデの他にゲジゲジ、ヤスデ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ナメクジ、カタツムリにも効果が認められます。価格は約700円。
ムカデが出たときのための「殺虫スプレー」
殺虫スプレーは通常タイプと冷却タイプの2種類を紹介します。
通常タイプ「ムカデキンチョール」
(画像:Amazon)
「ムカデキンチョール 駆除・忌避スプレー 行動停止プラス」は、通常タイプの殺虫スプレーです。大きくて体力の多いムカデにもしっかりとダメージを与えてくれるスグレモノ。
ムカデは意外と足が速いため、後述の「凍らすジェット」で動きを止めてから使うのもいいでしょう。価格は約700円。
冷却タイプ「凍らすジェット」
(画像:Amazon)
「凍らすジェット冷凍殺虫」は、害虫を凍殺するスプレーです。害虫に通常タイプのスプレーを当てると苦しんで暴れだすことがほとんどですが、凍らすジェットならマイナス85度の超冷撃で神経興奮を起こす間もなく鈍化・殺虫します。
ムカデや大きめゴキブリ等の大きい害虫や真夏には効果が薄れますが、凍らすジェットを持っていれば
- 凍らすジェットで動きを鈍化
- そのまま凍らすジェットで殺虫 or ムカデキンチョールに変更
のコンボが決められます。通常タイプのスプレーをかけて暴れられるのが嫌な人には特におすすめです。価格は約900円。
ムカデを寄せ付けない方法=侵入口を塞ぐこと
家の中への侵入を許さないために、ムカデが入れそうなところをあらかじめ塞いでおきましょう。
侵入口の封鎖は、ムカデに限らずネズミ・イタチ・アライグマなどといった多くの害獣・害虫に対して効果が見込めます。
ムカデが侵入する穴や隙間は「金網」や「パテ」で塞ぐ
(画像:Amazon)
大きめの穴は「金網」で塞ぎましょう。メッシュはできるだけ小さいものを選ぶのが効果的です。パテで埋めてしまうのもいいかもしれません。
パテは一度付けるとなかなか取れないものもあるので、特に賃貸住宅の場合は、管理会社などによく確認してから使用してください。画像のすきまパテは約500円。
ムカデが侵入するサッシなど小さな隙間は「防虫テープ」で塞ぐ
(画像:Amazon)
窓サッシの隙間などには、「防虫テープ」が効果的です。「隙間ふさぎテープ」「隙間テープ」などと呼ばれることもあります。
固めのものから柔らかいスポンジタイプまでいろいろありますが、窓周辺に取り付けるのであれば窓の開閉に対応しやすいスポンジタイプのものがおすすめです。
大きさはいろいろあるのでお住まいに合わせて選んでください。画像のものは約1,600円。
市販のアイテムでムカデ駆除の効果がなかったら?
ムカデは害虫の中でもとくに厄介な存在です。体が大きい割にすばやく、体力も多い。攻撃力が高く、何度も噛みつかれると蜂のようにアナフィラキシーショックを起こすこともあります。くれぐれもご注意ください。
またムカデはゴキブリを餌のひとつとしていますので、ゴキブリが住み着いている住宅には複数匹のムカデが住み着くこともあります。
気づかない間や寝ている間に襲われることもあり大変危険ですので、家で何度もムカデを見かけるようであれば専門の駆除業者にご依頼ください。
ムカデ駆除を害虫駆除業者に相談したいという場合には、弊社にご連絡ください。
現地調査は無料にて行わせていただきます。
ムカデに関する無料見積もりを行っています。
まとめ
- 侵入を防ぐ用、直接倒す用の2種類を用意
- それぞれどんな商品を選ぶかは好み
- 侵入経路を塞ぐことも大切
- ムカデを何度も見かける、手に負えなかったら駆除業者へ
弊社あい営繕を含め、調査見積もりが無料の業者は多いです。もし業者に依頼する際は2〜3社で相見積もりを取り、最も信頼できる業者に頼みましょう。
自分でムカデ駆除がうまくいかない方は
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