こんにちは。害虫・害獣駆除業者の株式会社あい営繕です。
今日は、『部屋に出たムカデの対処法・咬まれた時の応急処置』について。
ムカデは夜行性であり、また飛んだり音を出したりしません。
気づかないうちに部屋の中まで侵入されていた、ベッドで寝ていたら急に咬まれて目が覚めた、なんて苦い経験をした方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな恐ろしいムカデの生態と対処法を紹介します。
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ベッドの中でムカデに咬まれる(刺される)ことが多いのはなぜ?
ムカデ被害報告の多くは、「寝ている間に咬まれた痛みで目が覚めた」というものです。
なぜ、ベッドの中で咬まれたという報告が多いのでしょうか。
ムカデは夜行性で暖かいところが好き
ムカデは夜行性で、さらに暖かいところ、じめじめしたところを好みます。
そんなムカデにとって、布団の中は暖かくてまさに絶好の居場所というわけです。
寝る前にムカデが布団の中に潜り込んでいたのに気づかず寝てしまう、または寝た後にムカデが布団に入り込んでくるのです。
ムカデが人間を咬む理由は?
ムカデは肉食動物。
エサとなる生き物を食べるときは咬みついて毒を注入し動きを封じ、さらに長い身体で羽交い締めにしながら獲物を食べていきます。
しかし自分の何倍も大きい身体を持つ人間を食べよう、殺そうとはムカデも思っていません。
「自分より強い存在である人間に攻撃されたとき」に、反撃として咬みついているのです。
寝ている間は寝返りを打ったりして身体が動くので、無意識のうちに身体がムカデにぶつかった時に咬まれているというわけなのです。
ムカデの毒の成分は?
ムカデはハチと似た成分の毒を持っています。
セロトニン |
神経を過敏にさせるので、ヒスタミンによる痛みが増す。 ムカデの毒にはあまり含まれていないようだが、それでも痛い。 |
ヒスタミン |
毒の主成分。 |
ポリペプチド等 |
ヒスタミンの局所透過性を高める。 |
ムカデの種類によって毒の強さが違いますが、症状の大小はムカデの種類による違いよりも個人差による違いの方が大きいとする報告もあるようです。
(参考:日本中毒情報センター[PDF])
ムカデに咬まれる(刺される)とどうなる?
ムカデに咬まれると、おもに咬まれた部位への局所症状、まれに全身症状が現れます。
局所症状(よく起こる) |
激しい痛み、しびれ、灼熱感、発赤、紅斑、腫れ 重症時は咬まれた部分が潰瘍化する |
全身症状(まれに起こる) |
発熱、頭痛、嘔吐、動悸、めまい、呼吸困難、気絶 |
(参考:日本中毒情報センター[PDF])
さらに、ムカデに何度も咬まれている場合はアナフィラキシーショックが起こることもあります。
正しい応急処置を行えばたいてい翌日・翌々日のうちには痛みが収まりますが、まれに発赤や腫れ、かゆみが残ります。
ムカデに咬まれた(刺された)時に絶対してはいけないこと
注意したいのが、間違った応急処置をしてしまうことです。
正しいと思っていても逆効果になることがあるので、以下の処置は絶対にしないようにしてください。
- 冷やしてはいけない
- 40℃以下のお湯で温めてはいけない
- 毒を口で吸い出してはいけない
ムカデに咬まれたら(刺されたら)冷やさない
患部を冷やす治療を行う方もいるようですが根拠はなく、伝承や経験によるところが大きいようです。
現在はムカデの毒には冷やすより温める方が効果的とされています。
患部を冷やすと、逆に痛みが増したり気分が悪くなったりすることがあるようです。
ムカデに40℃以下のお湯で温めない
ムカデの毒は42℃以上の熱に弱いとされていますが、中途半端な温度(40℃以下)のお湯では逆に毒の活性酸素が増加するため、痛みが増したり気分が悪くなったりします。
「ぬるい」と感じる温度は40℃以下であることが多いので注意しましょう。
毒を口で吸い出さない
患部の毒を口で吸い取ってはいけません。
毒を飲んでいるのと同じです。
万が一口の中に小さな傷があったりすると口の中から炎症や毒が広がります。
口での炎症は呼吸困難につながる可能性が高いため絶対にやめましょう。
咬まれた(刺された)ときの正しい応急処置
咬まれたときの正しい応急処置をまとめます。
- まずは病院を考える
- 43℃以上の熱湯で温める
- 指で毒を押し出す
- 消毒・軟膏を塗る
まずは病院を考える
まず、「やばそう」と思ったら救急車を呼んでもかまいません。
具体的には以下のような状況です。
- 激しいめまいや気分不良
- 繰り返す嘔吐、吐き気
- 動悸が激しくなる
- 呼吸困難
- 気絶
など。
救急車を呼んでいいのか悩んだときは「#7119」に電話しましょう。
救急車を呼ぶべきかどうか、救急医療チームが相談に乗ってくれます。
相談の結果「救急車を呼ぶほどではない」となったとしても、出来るだけ早く病院に行った方が痛みが早く引くのは間違いありません。
43℃以上の熱湯で温める
ムカデの毒は42℃以上の熱に弱いとされています。
できれば43℃以上の熱湯に患部を浸すか、継続的にシャワーを当てましょう。
咬まれてからある程度時間が経ってしまうと、温めることが逆効果になります。
温めるのは咬まれてすぐの時だけにしましょう。
指で毒を押し出す
毒は口で吸いだすのではなく、指で押し出しましょう。
咬まれた周辺を指で傷口から押し出すようにします。
毒を上手に吸い出せる吸い出し機も探せば売っているので、いざ咬まれた時のために用意しておくのもいいですね。
消毒・軟膏を塗る
あとは消毒をして、抗ヒスタミン軟膏を塗ればOKです。
翌日になっても腫れが引かない場合や、発赤が残っている場合などには病院にかかりましょう。
ムカデを倒す方法は?
ムカデを倒すには、殺虫スプレーを使うのがオススメです。
ムカデは体力が多く動きが素早いので、蚊などの小さな虫に使うスプレーはなかなか効きません。
ゴキブリ用、ムカデ用などの強力なスプレーを使用しましょう。
また、冷撃タイプのスプレーもオススメです。
ムカデは絶対に手で掴まない!
スプレーで弱らせたあとなどムカデを捨てるときに、ティッシュやトイレットペーパーなどで直接触るのは危険です。
体力が残っていることが多いので、最後の足掻きで急に動き出して咬まれる可能性があります。
大きめのトングや、持ち手が長いほうきとちりとりなどを使うと安全です。
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ムカデが家に入ってこない、ムカデを寄せ付けない方法は?
ムカデは群れをなさず単独で行動する性質を持っています。
また屋外で生活する生き物なので、建物の中で繁殖したり巣を作ったりすることも基本的にはありません。
ではなぜムカデが家の中にはいってくるのかというと、「エサがあるから」に他なりません。
ムカデの好物であるゴキブリやその卵が豊富にあるような家にはムカデが集まってしまうのです。
ムカデの餌となるゴキブリが出ないように家や庭を清潔に保ちましょう
ゴキブリやその他の虫がわきやすい環境を放置していると、餌の虫たちを求めてムカデがやってきます。
特にゴキブリが住み着かないように家や庭を清潔に保つよう心がけましょう。
特に注意したいのは、
- 水まわり、台所
- 庭の落ち葉、植木鉢、倒木、石の裏
など。
虫を抑えたいなら、庭に物を置きすぎないことも重要です。
ムカデの侵入をほぼ0%にする対策方法は?
ムカデが多い地域などにお住いの方に特にオススメしたい対策は「ムカデ返し」を設置することです。
ムカデ返しにも色々あるのですが、弊社がオススメするのは「あい営繕のムカデSCキーパー」という商品です。
これを取り付けるとムカデはほぼ100%家の中に入れなくなります。
【ムカデSCキーパーの仕組み】
専用の薬剤を充填することで近づいたムカデを殺すこともでき、さらには雨が降っても薬の効果が落ちないというお手軽さ。
最初だけ設置費用がかかりますが、一度設置すればムカデに悩まされることは金輪際なくなるでしょう。
まとめ
- ムカデに咬まれたら正しい応急処置を
- 咬まれて重症の場合は救急車も考える
- ムカデ用の強力なスプレーで倒す
- エサのゴキブリを繁殖させないために清潔を保つ
- 今後二度と部屋でムカデを見たくないならムカデSCキーパーを設置
最後に紹介したムカデ返し「あい営繕のムカデSCキーパー」は、取り付けの費用がはじめに必要となりますが、ムカデ侵入に対する効果という点ではバツグンの効果があります。
もうこれ以上ムカデに悩まされたくないという人は、ぜひ弊社で最強のムカデ対策ムカデSCキーパーを取り付けてみませんか?
調査見積もりは無料で行なっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。