
3月5日頃は「啓蟄(けいちつ)」と呼ばれ、冬の間土の中で眠っていた虫が地上に出てくる季節とされています。少しずつ暖かくなり、自然界では多くの生き物が活動を始める時期です。実はこの頃から、シロアリやネズミ、イタチ、ハクビシンなどの害虫・害獣の動きも活発になってきます。住まいのトラブルが増え始めるのもこのタイミングです。今回は啓蟄の意味と、この季節に注意したい住まいの害虫・害獣対策についてわかりやすく解説します。
啓蟄とは?春を知らせる節気
啓蟄(けいちつ)は、昔から使われている暦「二十四節気」のひとつで、冬の間土の中で眠っていた虫が目を覚まして外に出てくる頃を意味します。
毎年3月5日頃にあたり、春の訪れを感じる節目の季節です。
この時期になると気温が少しずつ上がり、自然界では次のような変化が見られるようになります。
・虫が地上に出てくる
・草木が芽吹く
・小動物の活動が活発になる
こうした変化は自然の世界だけではなく、私たちの住まいにも影響してきます。害虫や害獣も暖かくなると活動を始めるため、住宅への侵入や被害が増えやすくなる時期でもあります。
啓蟄の頃から増える害虫・害獣
春に向かって気温が上がると、住宅に関係する生き物の活動も増えてきます。
代表的なものが次のような害虫・害獣です。
シロアリ
シロアリは冬の間も床下などで活動していますが、暖かくなるとさらに動きが活発になります。木材を食べながら建物の内部に被害を広げるため、気づいた時には被害が進んでいるケースもあります。
ネズミ
ネズミは繁殖力が非常に強く、春になると数が増えやすくなります。天井裏や壁の中を移動し、配線をかじったりフンを残したりする被害もあります。
イタチ・ハクビシンなどの害獣
この時期に増える相談のひとつが「天井裏の音」です。夜になるとドタドタと走り回る音がする場合、イタチやハクビシンなどの小動物が侵入している可能性があります。
天井裏は暖かく安全な場所のため、動物にとって住みやすい環境になっているのです。
鳩のフン害など鳥害も増える時期
啓蟄の頃からは、鳩などの鳥害も増えてきます。
春は鳩の繁殖期に入るため、住宅の屋根やベランダ、太陽光パネルの下などに巣を作るケースが多くなります。
鳩のフンは見た目が悪いだけでなく、次のような問題を引き起こします。
・強い臭い
・ベランダや屋根の汚れ
・病原菌のリスク
・建物の腐食
鳩は一度住みつくと同じ場所に戻ってくる習性があるため、早めの対策が重要になります。
啓蟄の時期にしておきたい住まいの点検
害虫や害獣の被害を防ぐためには、春の始まりのこの時期に住まいの点検をしておくことがおすすめです。
チェックしておきたいポイントは次の通りです。
床下のシロアリ対策
築年数が5年以上の住宅では、一度床下点検をしておくと安心です。
屋根や外壁の隙間
イタチやハクビシンは、わずかな隙間から侵入することがあります。軒下や通気口などのチェックが重要です。
太陽光パネルの下
太陽光パネルの下は鳩が巣を作りやすい場所です。フン害が起きる前に対策をしておくと安心です。
まとめ
啓蟄は、冬の間眠っていた虫や動物が活動を始める季節の節目です。
そして同時に、住宅の害虫・害獣トラブルが増え始める時期でもあります。
特に次のようなサインがあれば注意が必要です。
・天井裏から音がする
・家の周りで動物を見かける
・鳩のフンが増えてきた
・シロアリが心配
こうした症状を放置すると、建物の被害が広がる可能性があります。
春を安心して迎えるためにも、この啓蟄のタイミングで一度住まいの環境を見直してみてはいかがでしょうか。
株式会社あい営繕では、シロアリ対策、ネズミ駆除、イタチやハクビシンの侵入対策、鳩のフン害対策など、住まいの害虫・害獣トラブルに対応しています。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。



LINEで無料相談