9月に入りましたが、屋根の上ではまだまだ厳しい暑さが続いています。
先日の現場で、**屋根瓦の上約50cmの位置で気温を測ったところ49.1℃、熱中症指数(WBGT)は36.1℃**を示していました。
北九州市での害獣やコウモリ対策では、侵入口の確認や封鎖のため、どうしても屋根に上がる必要がある現場があります。しかし、何より優先しなければならないのは、作業する社員の安全です。
あい営繕では、WBGT31℃以上は原則として作業中止とし、やむを得ず必要な作業を行う場合にも、単独作業をせず、十分な休憩・水分補給・身体の冷却・作業時間の管理を徹底しています。
今回は、残暑が続く屋根の上で、私たちがどのように熱中症対策をしながら安全を守っているのかをご紹介します。
9月でも屋根の上は「真夏」と考えます

9月という言葉を聞くと、少しずつ秋が近づいてきたように感じます。しかし、私たちが作業する屋根の上では、まだまだ油断できません。
今回測定したように、**屋根瓦の上約50cmで気温49.1℃**になることもあります。
屋根の上は直射日光を受けるだけでなく、太陽に熱せられた瓦や屋根材からの照り返し、輻射熱も受けます。地上で感じる暑さとはまったく違います。
そのため、「9月になったから大丈夫」ではなく、現場の実際の温度やWBGTを確認して判断することが大切です。
特に屋根上での熱中症は、体調を崩すだけではありません。ふらつきや判断力の低下が起これば、転落などの重大な事故にもつながります。
だからこそ、暑さを甘く見ないことを徹底しています。
WBGT31℃以上は原則として作業中止

当社では気温だけで判断するのではなく、**WBGT(暑さ指数)**を測定しながら作業しています。
WBGTは、気温だけではなく、湿度や日射・輻射熱などを考慮して熱中症の危険性を判断する指標です。
WBGT31℃以上は「危険」とされる領域です。
今回測定したWBGTは36.1℃。非常に厳しい環境であることが分かります。
あい営繕では、WBGT31℃以上になれば原則として屋根作業を中止するレベルと考えています。
「あと少しだから終わらせよう」「せっかく屋根に上がったから、ここまでやろう」といった判断は危険です。
仕事を終わらせることより、まず安全に屋根から降りることを優先します。
害獣・コウモリ対策では屋根作業が必要です
一方で、私たちの仕事には屋根に上がらなければできない作業があります。
イタチやアライグマなどの害獣、そしてコウモリは、軒先や瓦の隙間、屋根と外壁の取り合いなど、私たちが普段見ることのできない小さな隙間から建物内へ侵入することがあります。
害獣対策は、ただ追い出せば終わりではありません。
「どこから入ったのか」を確認し、追い出したあとにその侵入口をしっかり封鎖して、再び入られないようにする。
ここまで行うことが専門業者として大切な仕事だと考えています。
そのため、現場の状況や安全確保のため、やむを得ず必要最小限の屋根作業を行わなければならない場合があります。
やむを得ない作業ほど「時間」を決めます
そのような場合でも、無理をして作業を続けることはありません。
まず、高温時の屋根作業を単独で行うことは絶対にしません。必ず複数名で対応します。
そして十分な休憩を取り、水分・塩分補給、身体の冷却を行ったうえで作業に入ります。
さらに大切にしているのが、あらかじめ時間を決めることです。
「午前中は何時まで」「午後は何時から何時まで」と決めるだけではなく、「1回目の屋根作業はここまで」「一度屋根から降りて休憩する」「2回目は何時から何時まで」と細かく区切ります。
屋根から降りたら、しっかり身体を冷やし、水分を補給して休憩する。そして仲間同士で顔色や体調を確認します。
自分では「まだ大丈夫」と思っていても、仲間から見て少しでも異変を感じたら作業を止める。
一人で頑張らない、仲間にも無理をさせない。
これも大切な熱中症対策だと考えています。
良い仕事は、まず仲間の安全を守ることから
お客様からご依頼をいただいた以上、侵入口をしっかり確認し、再侵入されないよう高品質な施工を行うことは、私たちあい営繕の責任です。
しかし、どれだけ急ぐ現場であっても、社員が熱中症になったり事故に遭ったりしてまで行う仕事ではありません。
当社の経営理念「あい営繕の宣言」では、お客様への約束より先に、**「仲間への約束」**を掲げています。
それは、まず一緒に働く仲間がいてこそ、お客様に良い仕事を提供できると考えているからです。
社員の安全を守ることと、お客様に高品質な施工をお届けすることは、別々のものではありません。
安全な現場だからこそ、良い仕事ができる。
9月に入っても屋根の上では厳しい暑さが続きます。
あい営繕ではこれからも、WBGTの確認、作業中止の判断、複数名での作業、十分な休憩、水分・塩分補給、身体の冷却、そして作業時間の管理を徹底していきます。
「無理をしない。仲間にも無理をさせない。」
安全第一を徹底しながら、一つひとつの現場で、お客様に安心していただける施工をお届けしてまいります。




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